
仕事柄、セミナーを開催することが多いのですが、
セミナー回数を重ねるうちに、あることが分かってきました。
それは、「結果が出そうな人と、結果が出そうもない人」との違いです。
セミナーを受けている人を見るだけで何が分かるんだ?と思われるかもしれませんが、
ぜひ、一度自分にも当てはまっていないか確認してみてください。
結構多いと思いますよ・・・。
この記事の目次
特徴1:セミナー時間に遅れても普通に入ってくる
セミナーに遅刻するのはめずらしいことではありません。
交通事情であったり、その前の約束が長引けば遅れることもあるでしょう。
でも、遅れてきたにも関わらず、ズケズケと会場に入る人は
結果を出すのはむずかしいでしょう。
すでにセミナーが始まっているのだから、ドアをそっと開けて
静かに入ってくるのが礼儀というもの。
遅刻したということを、自分のミスだと捉えて
反省の気持ちで入室するようにしましょう。
特徴2:自己紹介が長い
セミナー中に参加者を知るために自己紹介を
してもらうことがあります。
ただこの自己紹介をすると、決まって長々と余計なことばかり
話す人がいます。
こういう人が1人いるだけで、セミナーが無駄に押してしまって
他の参加者の満足度が下がってしまいます。
私の場合、自己紹介は簡潔に1分以内で!と言うのですが、
中には3分くらい話す人がいて、私の方で止めてしまいます。
自分のことくらい簡潔に話せるようじゃないと
結果を出すことは難しいでしょう。
特徴3:居眠りをする
もう、これは論外でしょう。
もちろん眠くなるようなセミナーをする講師が悪いと
思われる人もいるでしょうが、明らかにこれは受け手の問題です。
こういう方は、セミナーに参加しただけで満足してしまって、
セミナーの内容はほぼ聞いていません。
聞いている素振りは見せますが、実際には聞いていません。
その辺は表情を見れば分かります。
こういう人が1人でも混じるだけで
セミナーの雰囲気が悪くなります。
私の場合は、何度か注意しても眠っている人は
その場から退出してもらうことも多いです。
特徴4:質問が多い、ダラダラ長い
休憩に入る前のタイミングで質問を受ける機会があります。
その際にいくつか質問をいただくのですが、
質問の仕方によって、結果が出る人かどうかが分かります。
ダラダラ要領を得ない質問をする人。
そして1人で3つ、4つと多くの質問をする人。
こういう人は結果が出にくい人だと判断してます。
他にも質問者がいるのですから、やはり周囲には配慮すべきです。
1回に2つまでの質問をして、その後にもう一度質問するなど
他の参加者に対しての気配りを忘れないようにしましょう。
特徴5:パソコンのキータッチがうるさい
これはセミナー会場に限らず、電車の中などでも不快に感じますよね。
セミナー中にパソコンを持ち込んで、パソコンのメモ帳などに
セミナーの内容を入力する方は結構多いです。
持ち込みはタイピングが速い人に多いのですが、タイピングが上手いだけに
キータッチの音が気になることが非常に多いです。
特に「エンターキー」を強く押す人が多いので、
その度に私はイラッとします。
セミナー会場も、電車の中も、カフェも。
基本は静かにいるべき場所ですから、キータッチの音も気を付けるべきです。
その辺の配慮が出来ない人は、結果は出ないだろうな・・・、と思ってしまいます。
特徴6:携帯が鳴る
私の場合、セミナー中に携帯が鳴らないように
電源を消すか、サイレントモードにするように伝えます。
でも、それでも鳴る場合があるんですよね。
「これは目覚まし時計のアラームです!」
と言い訳されたときは、あきれて注意すらできませんでしたが。
その場のルールを守れない、注意を無視する時点で
結果を出すことは出来ません。
そもそも人として問題ありです。
特徴7:うなずきがオーバー、回数が多い
セミナー会場のあるある。
うなずく際に、妙にオーバーにうなずく人。
そしてその回数が妙に多い人。
一度は目にされたと思います。
でも、私は頻繁にうなずいている人は
実際はちゃんと話を聞いていないと思っています。
本当に話を聞いている人も、うなずくことはあります。
でも、それだけではなく、私が大事だと思うことには
すかさずメモをするなどしています。
セミナー中、メモもせずに終始うなずいているだけの人は
結局は何にも理解していません。
そして、残念ながらこういうケースはめずらしくないのです。
いかがでしたでしょうか?
セミナー会場という場は、真剣に何かを学ぼうと思っている人が集まる
真剣勝負の場です。
それは講師も、参加者も同じです。
そういう空間に周囲に気を配ることなくふるまっている人というのは
どう考えても結果を出せる人間にはなりえないでしょう。
結果を出している人は、人間的に優れているとは必ずしも言いません。
でも、周囲に気を配れる人の方が、そうでない人よりは結果を出せる。
これは間違いないと思います。
結果を出す人は、
・ドアの開け閉めも静かです
・トイレの便座も閉めます
・ゴミは持ち帰ります
・身なりもきちんとしています
・言葉遣いも丁寧です
セミナー会場だろうが何だろうが関係なく、そういう人間でありたいと思います。
ぜひ、参考にしてください。
