ビジネスマンであればビジネス本を読む習慣を
身につける事の重要性は誰もが理解するところです。
しかしながら、毎日毎日朝から晩まで働き、
帰宅してからは夕食を摂って、お風呂に入って、寝る。
この繰り返しの中でどこにビジネス本を読む時間があるのか?といった
悲鳴にも近い悩みを持っておられる方が多いのも現実としてあります。
確かに、サラリーマンの平日というものは、勤めている会社から拘束される時間が長く、
職種によってはサービス残業は当たり前でそれこそ自分の時間を会社に捧げていると
言っても過言ではないほどの労働時間を強いられている過多も多く、
ビジネス本を読む時間なんてないのかもしれません。
また、そんないっぱいいっぱいの平日の過ごし方をしているわけですから、
休日はゆっくり休養、もしくは、日ごろ家族との接点が少なく、
家事や育児の面ではパートナーに任せっきりであることから、
その埋め合わせとして家事・育児の協力に時間を割く方も多いことでしょう。
つまり、休日でさえもゆっくりと時間を割いて
ビジネス本を読んでいる暇はないというわけです。
ましてや、ビジネス本を読むためには読むビジネス本を選ぶというタスクが
点いてまわるわけですから、ビジネス本を読む時間さえままならないのに、
ビジネス本を選ぶ時間も捻出しないといけないなんて・・・
もう、やってられない!ということになってしまいかねません。
これでは、ビジネス本を読もうという気すら起こらないという状態に
なってしまうのも致し方ないというわけです。
タスクをこなせなく成る事の原因の1つに、タスクの詰めすぎというものがあります。
例えば、ある時間の中でこなすべきタスクが3つあり、
その3つのタスクであれば何とかこなせるにも拘わらず、
こなすべきタスクが1つ増えることで頭の中でパニックを起こしてしまい、
元々こなせていたはずの3つのタスクさえもこなせなくなる
ということが起るということです。
つまり、仮にビジネス本を読む時間だけなら何とか時間のやりくりをして
ビジネス本を読もうと思っていたとしても、ビジネス本を選ぶというタスクが
加わることで、せっかく捻出した時間の有効活用ができないかもしれないと
いう頭の中のパニック的な現象を引き起こしてしまい、
ビジネス本を読むことそのものを諦めてしまうことに繋がるということです。
そこで、今回はビジネス本を読む習慣は身につけたい!
されど、時間がなかなか捻出できないはゆえに、ビジネス本を選ぶこと、
要点をすばやく抜き取ることにかける時間が惜しいという方のために
ビジネス本を検索する為の検索サイトとビジネス本の書評サイトを集めました。
これらの検索サイトや書評サイトを効果的に活用し、
良書と呼ばれるビジネス本や、読みたいと思うビジネス本、
また、これは読んでおかなければいけないだろうと思われるビジネス本を
素早く見つけ出し、ぜひビジネス本を読む習慣を身につけて下さい。
この記事の目次
ビジネス本を探す! 厳選検索サイト
カーリル
⇒ カーリル
カーリルは全国6,000以上の図書館からリアルタイムの貸出状況を簡単に検索できるサービス。
簡単に活用方法を申上げておきますと、
1.登録する。
2.アクセスの良い図書館を登録する。
3.検索する。
4.予約する。
5.図書館で本を借りる。
6.返却する。
という流れになります。
ただ、図書館で借りるのではなく、検索するだけなら(本屋で購入する、アマゾンで購入する
など)ログインすることなく、使用することができます。
ビジネス本を読むことはビジネスマンとして必須ことであり、自身の血となり骨となる
源泉でもあるわけですから、お金は惜しげもなく使って欲しいと思うわけですが、
とは言え、ビジネス本を購入することは、購入し続けることはそれ相応のお金が掛かり、
負担となることも事実です。
そんな時には図書館を活用するのも1つの方法です。
私が思うメリットの1つは返却しなければならないので、それまでの読んでしまう
必要性が生まれることにより、借りたビジネス本を無駄にしないためにも読んでしまう
習慣を身に尽けるきっかけになるかもしれないということです。
この強制力を使ってでもビジネス本を読む習慣はぜひとも身につけて頂きたいです。
想 IMAGINE Book Search
想 IMAGINE BOOK SERCHは、NII(国立情報学研究所)が、
書籍検索システムを一般公開したものです。
打ちこんだ文章から検索語を抜き出して、新書マップ(テーマ・本)やウィキペディア、
新刊じんぼうなどの複数のデータベースをまとめて検索し、その検索結果から、
気になった項目をピックアップして、さらに検索をかけるという連動検索を続けます。
このように検索したものから、さらなる(関連する)検索をかけていく、
いわゆる『連想』を繰り返していく面白い仕組みとなっております。
Webcat Plus
Webcat Plusは、国立情報学研究所(NII)が提供する情報サービスで、
NII学術コンテンツ・ポータル「GeNii(ジーニイ)」を構成するコンテンツのひとつです。
江戸時代の前から現代のでに出版された大量の書物の情報の中から、
人間の思考方法に近い検索技術「連想検索機能」を使って、
必要な図書を効率的に探すことができるシステムとなっております。
全国の大学の図書館や国立国会図書館の所蔵目録、新刊書の書影・目次DBなど。
本に関する様々な情報源を統合して提供しています。
ビジネス本の書評 厳選書評サイト
ブクペ
⇒ ブクペ
ブクペとは、本の要点をまとめて共有できるソーシャルリーディングサイトで、
「Web上の立ち読みプラットフォーム」というようなものです。
利用は無料ですが、本のまとめを投稿するためにはtitterアカウントやメールアドレスでの
ログインが必要でその内容は2,000字以内で要点をまとめたものを投稿することとなります。
今回の主旨はビジネス本を選ぶ時間を最小限に抑えるというものですから、
その主旨からは外れますが、このまとめ投稿がたくさんの人に読まれることで
報酬を得ることもできます。
ブックビネガー
⇒ ブックビネガー
ブックビネガーとは価値あるビジネス書の知識をみんなで共有させていくサービスで、
忙しいビジネスパーソンに本当に読むべきビジネス書のエッセンスを紹介するものです。
そのコンセプトは、
・新聞、雑誌、書籍、著名ブロガーなど主要なメディアに取り上げられたビジネス書を
「重要な本」として紹介します。
・本の重要なポイントをサマリーとして紹介します。ポイントを素早く掴むことで、
忙しいビジネスパーソンが自分にあった本選びをできるようになります。
・読んだ本、気になる本、チェックした箇所をメモとして登録し、共有することができます。
となっております。
ブクログ
⇒ ブクログ
ブクログはウェブ上にあなたの本棚を作るサービスのことです。
その特徴は・・・
ブクログの使い方はとっても簡単で好きな本を探して、登録するだけ。
読んだ本なら感想を、読みたい本ならメモを書いておくと便利です。
Amazon.co.jpにある全てのアイテムが登録できるので、
本以外にもCDやDVDも登録することができます。
また、iTunes storeの音楽や、iPhone・iPadアプリも並べることもOKです。
「読みたい」「いま読んでいる」「積読」「読み終わった」と分けて記録することが
できるので、あなたの部屋の本棚にある本も、手元にない本も、
あなたと出会うすべての本を管理することができます。
お気に入りの本棚を登録して更新状況がみれる「フォロー機能」を使えば、
お友達はもちろんブクログで出会った趣向の似た方の本棚を参考に
新しい本に出会えるかもしれません。
その他にも「ランキング」、ホットな「新刊情報」などもご用意しています。
作った本棚はブログパーツとして、あなたのHPやブログに設置できます。
好きなデザインの本棚であなたのお気に入りの本を紹介することができます。
スマートフォンからもパソコンと同様、投稿・編集をできることはもちろん、
専用アプリを使えば本のバーコードをカメラで読み取り簡単に投稿することができます。
本屋さんで本の評判を調べるのにも便利です。
本が好き
⇒ 本が好き
本が好きはみんなで作る読書ガイドです。
その特徴は・・・
話題の本が続々!書評を書いたり書評が他の人に評価されるとポイントが貯まり、
本がもらえる 「献本」に応募できます。
あなたにぴったりの本との出会いがとてもスムーズに。
お気に入りのレビュアーさんをフォローすると書評やコメントが
次々にニュースフィードへ表示されます。
直感的に使える「マイ本棚」で、読んだ本や読みたい本、
書評を書いた本を管理できます。
書評を書くのはちょっと大変・・・という方でも、他の会員さんの書評にコメントをしたり、
「オンライン読書会」で本について気軽にコミュニケーションできます。
ということになります。
新刊JP
⇒ 新刊JP
新刊JPは、今話題の新刊書籍の情報をあなたにお届けする、
完全無料の書籍紹介サイトです。
コンテンツも面白い作り方がなされており、『新刊ラジオ』『新刊JPニュース』
『おすすめ書籍特集』『ブクナビ』『ベストセラーズインタビュー』
『新刊JPウラ話』『電子書籍』と色々な角度からビジネス本を含む書籍の紹介をしております。
BOOK asahi.com
ブック・アサヒ・コムは、書評や本に関するニュース約2万点を収録した、
日本最大級の書籍情報サイトです。
電子書籍と紙の本、約100万点の横断検索のほか、気になった本を本棚に登録し、
レビューを書く機能も備えています。
自分が気になる本をリスト化した本棚まで作成することができる
「マイページ(マイ本棚)」という便利な機能があったのですが、
残念ながら2015年3月20日に廃刊となりました。
HONZ
⇒ HONZ
HONZは読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイトで、厳選された読み手が、
何冊もの本を読み、そのなかから1冊を選び出して紹介するものです。
HONZの書き手にはそれぞれ個性があり、選び出す本にもそれぞれクセがあります。
自分のテイストにあうHONZの書き手を見つけることもHONZの使いかたの1つです。
自己啓発書、IT専門書は取り扱っておらず、出版されてから3か月以内の新刊書に
対象を絞っていることも抑えておきたいポイント。
丹念に作られた本、個性が光る著者、独特の視点から選び出したブックリスト、
編集者の思い入れなども紹介しており、読者を巻き込んでの
『本の世界を一緒に楽しむ』文化を大切にするサイトです。
以上、『ビジネス本活用術〜厳選!3つの検索サイト&7つの書評サイト〜』ということで、
忙しいサラリーマンでも厳選された読むべきビジネス本、参考にしたいビジネス本を
素早くリサーチする為の検索サイト及び書評サイトをご紹介いたしました。
せひ、ご活用いただいて時間のないことを理由にビジネス本を読まない、読めない、
という所からの脱却を図って頂けたらと願います。