パソコンが何の前触れもなく突然壊れてしまった!
そして、パソコンの中に入っているデータが取り出せない!
なんてことになった経験は有りますでしょうか?
つい先日、このような悲劇に見舞われてしまいました。
どうも起動はしているようですが、ディスプレイの表示ができないようで。。。
データは安全だったのですが肝心の画面確認ができないので
中味の確認は愚か取り出すこともできない状態になってしまいました。
このアクシデントはテレビとケーブルでつないでテレビをディスプレイ代わりにして
何とかその場をやり過ごすことができたわけですが、とにもかくにも突然のパソコンの
トラブルに合っては中のデータがすぐに取り出せなくなったり、最悪パソコンの中にある
データそのものがおしゃかになってしまったり、なんてことにもなりかねません。
そこで、今回はいざという時の為のパソコンのデータを守る方法をご紹介します。
この記事の目次
■ パソコンデータを守る方法1 外付けのHDDにバックアップ
これはパソコンをビジネスをする上での必須アイテムとして活用しているならば、
もはや当たり前のことかもしれません。
しかしながら、
「まさか・・・」
「大丈夫だろう」
という何の根拠もない思い込みでズルズルとHDDへのバックアップを疎かにする方は
少なくありません。
バックアップすることそのものはそれほど手間の掛かるものではありませんし、
まさしく習慣化の1つに過ぎないのです。
パソコンのデータをしっかりと守る為にも外付けのHDDへのバックアップは
定期的に行いましょう。
万が一ということもありますので、できれば2つのHDDを用意して
どちらにもバックアップできれば申し分ないです。
■ パソコンデータを守る方法2 クラウドサービスにバックアップ
パソコンのデータを守る為に外付けのHDDへのバックアップは必須であることは
前提として、さらにしておきたいのがクラウドサービスを利用してパソコンの
データをバックアップしておくことです。
例えば、「Dropbox」や「Google ドライブ」など。
特に頻繁に使用するデータをこのようなクラウドサービスを利用して
バックアップしておくことで、仮に使用しているパソコンが突然壊れて、
データが使用できない状態になったとしても、別のパソコンからクラウド
サービスにアクセスすることですぐにデータを使用することが可能となります。
■ パソコンデータを守る方法3 USBにバックアップ
もういいよ!
と言われそうですが、念には念をということで、いつでも持ち歩けるUSBにも
よく使うパソコンデータはバックアップを取っておくと安心です。
当然のことながら、大きくて重たいHDDを持ち歩くのは困難ですし、
効率的とは言えません。
だからこそ、常時携帯しておけるUSBにも重要度の高いパソコンデータや
よく利用するパソコンデータをバックアップしておくことで、
いつ何時でも取りだ出せるというわけです。
クラウドサービスを利用したバックアップも同様の役割を果たすものですが、
実はこれらの2つのバックアップの方法を取り入れておく理由が他にもあります。
それは・・・
比較的にパソコンの側においておくことの多いHDDですが、
物的な損傷を被る可能性に対してはせっかくパソコンデータをバックしておいた
HDDもパソコンもろとも損傷を受けてしまう可能性があります。
例えば、地震や火事などの自然災害であったり、盗難といった人的な被害です。
このようなことがあった場合はパソコンのみならずHDDまで
使用できなくなる状態になる可能性が極めて高くなります。
これではせっかくのバックアップも意味を成しません。
だからこそ、クラウドであったり、常時携帯しておけるUSBへのバックアップも
並行して行っておくことをおススメするというわけです。
■ パソコンデータを守る方法4 パスワードのバックアップ
各種パソコンのデータをバックアップしておくと言っても、パスワードだけはブラウザ任せ、
ツール任せという方も少なくないはずです。
しかし、肝心のパソコンが使えなくなってしまっては、そのパスワードを呼び出す方法を
失ってしまうことになってしまいます。
なので・・・
パスワードの関係はしっかりと別立てで管理しておくことをおススメします。
先のUSBで管理しておくことも方法ですし、データとして持っておくのが
不安だということであれば手書きのメモで残しておくというのも方法です。
また、有料ではありますが、パスワードを一元管理するソフトもありますので、
そちらを利用するのも良いでしょう。
昨今では各種色々な媒体を使う機会が増え、それに伴ってそれらの媒体への
ログイン情報も増える一方です。これらの情報を全て記憶しておくというのは
極めて困難であることは言うまでもありません。
しっかりとリスク管理をしつつ、パスワードを忘れてしまった、
失ってしまったということにならないように管理する必要があります。
■ パソコンデータを守る方法5 メールのバックアップ
昨今のビジネスにおいて最早メール無しでは成り立たないことは言うまでもありません。
恐らくあなたも日々メールのやり取りをしているはずです。
しかしながら、そのメールの履歴が使用しているパソコンにインストールされている
メーラーソフトにだけで管理しているのでは、もしもの場合、メールの履歴が
全て失われることになってしまいます。
このようなリスクにも耐えうるように「Gmail」や「Yahoo!メール」などの
WEBメールへの転送設定をしておくことをおススメします。
WEBメールを使用するメールの軸とする方法もありますが、これはメールの使用方法や
お勤めの会社の規約などによりますので、ご自身の使い易い方法を選択して下さい。
ポイントはメールのバックアップを取っておくということです。
■ パソコンデータを守る方法 番外 雷対策
番外編として雷対策も挙げておきます。
もしもの時のためにパソコンデータをバックアップしておくことの
重要性はお分かり頂けたと思います。
しかしながら、そのバックアップが必要になるような状況にならないことに
越したことはありません。
例えば、地震対策としてはパソコンが机から簡単に落ちない工夫をしておくとか、
逆に上から物が落ちてきてもっ大丈夫なように屋根がついているような
デスクを利用するなどです。
特にここで注意したいのは雷。
これは、私が近い経験をしているからこそお伝えするわけですが、
雷は直接落ちずとも近くに落ちたり、大きな雷であった場合に
その余波を受けてしまうことがあります。
いわゆる誘導雷です。
私は、以前に自宅にインターホンがショートしてしまいました。
幸いにもその時はたまたまパソコンの電源プラグをコンセットから
抜いていたのでパソコン自体は影響がなかったわけですが、
もし、プラグがコンセントに入った状態であったならば・・・
被害は免れなかったでしょう。
だからこそ、簡単にできる雷対策はしておくに越したことはないというわけです。
雷をガードする専用のコンセントがありますので、
すぐにでもコンセントのチェンジをしておくことをおススメします。
ということで、パソコンのデータを守るための押えておきたい
5つのバックアップについてお伝えいたしました。
パソコンデータを失ってしまったが為に仕事まで失ってしまったなってことになれば
目も当てられません。しっかりとパソコンデータをバックアップする習慣を
身に付けましょう。