独身男性の独り暮らしではもちろんのこと、
結婚されていても夫婦共働きが多いこのご時勢、
男性の方がお風呂掃除をする機会も増えてきております。
仮に奥様が専業主婦であったとしても休日くらいは
お風呂掃除の1つや2つ助け合って生活するのが夫婦という者でしょう。
そこで今回はお風呂掃除をてきぱきと簡単に、且つ、ピカピカに仕上げる方法をお伝えします。
お風呂掃除も1つのタスクと考えればできる限り効率よく、
且つ、効果的に処理したいものです。
■ 毎日、最終の入浴後すぐにお掃除
お風呂を汚くしなようにするコツは、まずもって汚くなる要素を早めに潰してしまうことです。
つまり、入浴後間をおかずにすぐにお掃除をすることで
汚れが付着してしまう(こぶりついてしまう)ことを防ぎます。
浴室の汚れの一番の大敵はカビです。そして、カビが発生しやすい要因となるものが湿気。
この湿気をできる限り早い段階で取り除くことが一番のカビ対策となりますし、
その為にも入浴後のお掃除は理に適っていると言えます。
入浴後、熱めのシャワーで壁、床、浴槽、蓋を流します。
カウンターや鏡も一緒に流しましょう。
そして、目立つ汚れはスポンジでこすり落とし、
ひどい目の汚れはブラシ類を使って落とします。
ドアはシャワーを直接かけると、浴室の外側へ飛び出てしまう可能性もありますので、
スポンジでのこすり洗いをおススメします。
また、お湯洗いで落としきれない汚れについては、
各汚れの種類に応じた洗剤や石鹸を使用してください。
■ 鏡、水洗金具をピカピカに
壁、床、浴槽が綺麗であることは、それはそれで素晴らしいことなのですが、
いかんせん見た目の清潔感が今ひとつ伝わりにくいのも本当のところです。
お掃除をした後に綺麗になった感が今ひとつ感じれないでいると、
お掃除をする意欲が萎えたりもしてしまいかねません。
しかし、少しポイントを外してみると意外なことに気付くはずです。
それは・・・
鏡や水洗金具をピカピカにすることで浴室が清潔で綺麗に見せる効果があります。
ただし、水垢は見た目に汚いだけでなく、放置しておくと頑固な汚れとなりますし、
さらには水洗金具のメッキを錆びさす原因にもなりますので、
この部分の手入れはキッチリと抑えておきたい所です。
ちなみに、鏡、水洗金具はクエン酸を溶かしたお湯にキッチンペーパーを浸して、
その濡れたキッチンペーパーを鏡や水洗金具に貼り付けておき、
数分後にキッチンペーパーを剥がして軽く擦り荒いするとピカピカになりますので
お試しください。
■ 排水溝は避けがちですが
鏡や水洗金具をピカピカにすることで、見た目の綺麗さが際立ちますというお話を
しましたが、とは言え、見えない部分のお掃除も大切です。
中でも排水溝の汚れ(ヌメリ)は誰もが出来ることなら避けたい洗うべきポイントの1つです。
しかしながら、この部分を放ったらかしにしておくと、しつこい汚れがこびりつくことは
間違いないですし、一旦汚くなってしまうと、それこそ「見たくない」状態になって
しまいますので避けずにしっかりとお掃除しましょう。
一例ではありますが、排水溝の簡単なお掃除の仕方をご紹介しておきます。
まずは、ハブラシなどの小さいブラシで髪の毛を除去します。
その後に重曹を振り掛け、さらに、お酢を掛けます。
そうすると、汚れが浮き上がってきますので、1時間程度経過した後に、
熱めのシャワーで流してしまったら綺麗に仕上げることが出来ます。
かなり綺麗になる方法ですので一度お試しください。感動するほどのレベルです。
もちろん、市販のヌメリ取り専用の洗剤などを使用して頂いても構いません。
要はお掃除を避けたいポイントである排水溝ではありますが、
この部分も毎日でなくとも構いませんので定期的にお掃除をしましょうということです。
■ お掃除の後は浴室喚気
先程も申しましたとおり、浴槽において最大の敵はカビです。
このカビの発生をできる限り抑えるべくお掃除を終えた後の浴室の喚起は必須です。
換気扇を回す
窓を開ける
浴室乾燥機を掛ける
など
これらの対策は徹底しましょう。
カビは取り除くことが大変な菌でもありますので。
できれば、洗い流した後に水分を乾いた布などで予め拭き取っておくと尚良いです。
■ 継続する為にも簡単に
お風呂のお掃除は毎日欠かさずに行わなければなりません。
なので、このお掃除が辛く修行のようなものになっては長続きしませんし、
お掃除をしない日が増えると、当然のことながらしつこい汚れが増えることにも繋がります。
だからこそ、毎日のお掃除を継続する為にも、これまでお話した方法で
簡単にお掃除をすることをおススメします。
時間を掛けると心身ともに疲れてしまいますし、翌日に後回ししてしまうと、
翌日にはさらにブルーな気持ちになって精神衛生上も良くないですから。
20〜30分以内を目処にサクッとお掃除をする習慣を身に付けましょう。
ということで、風呂掃除を簡単かつピカピカに仕上げる方法をお伝えしました。
毎日、入浴後にお掃除をする。
お掃除後は喚起(乾燥)をする。
1回のお掃除は20〜30分以内で億劫にならない程度で。
これらを心掛けてお掃除してください。