2020年に開催予定の東京オリンピック、
パラリンピックの公式エンブレムが
どんなデザインかみなさんはご存知ですか?
この東京オリンピック公式エンブレムは何かと話題になっているので、
一度くらいは目にしているでしょうか。
東京オリンピックの公式エンブレムはこのようなデザインです。
ちなみに、1964年に開催された
東京オリンピックのロゴはこの様なデザインでした。
日の丸に、金の五輪マークと金字のTOKYOと1964と
非常にシンプルですが、日本とすぐ分かるデザインですね。
1972年の冬季オリンピックの札幌大会のロゴは
この様なデザインでした。
昔、母親が集めていた切手コレクションの中に
札幌オリンピック冬季大会記念の切手があったのでついでにご紹介します。
こちらは1998年の冬季オリンピック長野大会の
ロゴデザインです。
時代が進むに連れ、凝ったデザインになってる印象を受けますね。
では、話を2020年東京オリンピックに戻しますね。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムについて
どの様な想いでデザインされたのかと言いますと。
公式サイトから引用させて頂きます。
世界は、2020年に東京で
ひとつのTEAMになる歓びを体験する。
すべての人がお互いを認め合うことで
ひとつになれることの
その大きな意味を知ることになる。その和の力の象徴として、このエンブレムは生まれました。
すべての色が集まることで生まれる黒は、ダイバーシティを。
すべてを包む大きな円は、ひとつになったインクルーシブな世界を。
そしてその原動力となるひとりひとりの赤いハートの鼓動。オリンピックとパラリンピックのエンブレムは、
同じ理念で構成されています。2020年東京オリンピックエンブレムは、
TOKYO、TEAM、TOMORROWの「T」をイメージし、
パラリンピックエンブレムは、
普遍的な平等の記号「=」をイメージしたデザインとなっています。
この様な想いや意味合いから生まれたデザインだそうです。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムに
ついては、こちらの公式ページでご覧頂けます。
Tokyo 2020 – 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
⇒ https://tokyo2020.jp/jp/emblem/
そんな東京オリンピック・パラリンピックのロゴ風の画像を
好きな文字で作成できるジェネレーターがあります。
とても簡単に作成できますし、
非常にクオリティーが高いジェネレーターですので、
ご紹介させて頂きたいと思います。
東京オリンピック・パラリンピックのロゴ風の画像を
作成できるジェネレーターは「TOKYO2020 Generator」
というものです。
⇒ TOKYO2020 Generator
TOKYO2020 Generatorを制作されたのは、
jThree・jThird開発者の松田光秀さんです。
好きな文字で、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの
ロゴにそっくりのフォントを使って、オリンピックロゴ風の画像を
作成できるジェネレーターになっています。
では早速、使い方をご紹介させて頂きます。
この記事の目次
- 1 ■ TOKYO2020 Generator の使い方
- 2 ■ TOKYO2020 Generator オプション
- 3 ■ オリンピックエンブレムのご紹介
- 3.1 1896年 アテネ(ギリシャ)大会
- 3.2 1900年 パリ(フランス)大会
- 3.3 1904年 セントルイス(アメリカ)大会
- 3.4 1908年 ロンドン(イギリス)大会
- 3.5 1912年 ストックホルム(スウェーデン)大会
- 3.6 1920年 アントワープ(ベルギー)大会
- 3.7 1924年 パリ(フランス)大会
- 3.8 1928年 アムステルダム(オランダ)大会
- 3.9 1932年 ロサンゼルス(アメリカ)大会
- 3.10 1936年 ベルリン(ドイツ)大会
- 3.11 1948年 ロンドン(イギリス)大会
- 3.12 1952年 ヘルシンキ(フィンランド)大会
- 3.13 1956年 メルボルン(オーストラリア)ストックホルム(スウェーデン)大会
- 3.14 1960年 ローマ(イタリア)大会
- 3.15 1964年 東京(日本)大会
- 3.16 1968年 メキシコシティー(メキシコ)大会
- 3.17 1972年 ミュンヘン(西ドイツ)大会
- 3.18 1976年 モントリオール(カナダ)大会
- 3.19 1980年 モスクワ(ソ連)大会
- 3.20 1984年 ロサンゼルス(アメリカ)大会
- 3.21 1988年 ソウル(韓国)大会
- 3.22 1992年 バルセロナ(スペイン)大会
- 3.23 1996年 アトランタ(アメリカ)大会
- 3.24 2000年 シドニー(オーストラリア)大会
- 3.25 2004年 アテネ(ギリシャ)大会
- 3.26 2008年 北京(中国)大会
- 3.27 2012年 ロンドン(イギリス)大会
- 3.28 2016年 リオデジャネイロ(ブラジル)大会
- 3.29 2020年 東京(日本)大会
- 4 ■ まとめ
■ TOKYO2020 Generator の使い方
TOKYO2020 Generatorのサイトにアクセスすると、
ロゴ画像の中央に電源ボタンのマークがあるので、
クリックします。
デフォルトでは、ロゴの文字は
「TOKYO 2020」となっています。
ロゴの下にあるテキスト欄に好きな文字を入力します。
そうすると、すぐに画面にプレビューされます。
試しに「KIGYOU NO TSUBO」と入れてました。
こんな感じの画像になります。
「WEB SITE」と入れてみると、この様な感じです。
Wのデザインが何か格好良く感じます。
TOKYO2020 Generatorで対応している文字は
大文字の「A-Z」「0-9」「!.;:_’」となっており、
半角スペースと改行が反映されます。
テキスト入力欄の右側にある
「DL」ボタンをクリックすると、PNG形式でダウンロード
することができます。
例えば、「T」の文字はこの様な感じです。
2020年東京オリンピック公式ロゴと並べてみても、
ジェネレーター自体が公式のものといっても良いくらいの出来ですよね。
■ TOKYO2020 Generator オプション
ページの右側にはジェネレーターのURLと
埋め込み用のiframeタグが用意されています。
iframeタグをページ内に埋め込むと以下のような感じになります。
あなたのサイトにTOKYO2020 Generator を丸ごと埋め込むことが出来るのです。
下記に埋め込んだジェネレーターで試してみて下さい。
ページの下の方にある「Show Code」をクリックすると、
jThree独自のXMLであるGOMLと、JavaScript、HTML、CSSの4種類の
TOKYO2020 Generatorのソースコードが用意されています。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレム紹介 (2分20秒版)の
動画がYouTubeで見ることが出来ます。
■ オリンピックエンブレムのご紹介
1896年のアテネ大会から2020年開催予定の東京オリンピックまでの
夏季オリンピック大会のエンブレムをご紹介させて頂きます。
本題からはそれてしまうかもしれませんが、
せっかくなので、今までのオリンピックのロゴデザインが
どの様なものだったのか、振り返れたら良いなと思いまして
まとめさせて頂きます。
冬季オリンピックも合わせると、数が多すぎると思いまして、
今回は夏季オリンピックだけご紹介させて頂きますね。
1896年 アテネ(ギリシャ)大会
第1回オリンピック競技大会は、1896年の春にギリシャのアテネで行なわれ、
14ヵ国・241人の選手が参加されたそうです。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1900年 パリ(フランス)大会
この大会は万国博覧会の附属大会として行われたため、
会期が5か月に及ぶことになったそうで、
陸上競技のみメダルが与えられたそうです。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1904年 セントルイス(アメリカ)大会
オリンピック史上初めて北米大陸で開催され、
パリオリンピック同様、万国博覧会を兼ねて開催されたそうです。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1908年 ロンドン(イギリス)大会
この大会からオリンピックの参加が各国のオリンピック委員会を通じて
行われるようになったそうです。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1912年 ストックホルム(スウェーデン)大会
初めて日本がオリンピックに参加した大会で、
陸上競技で2名出場したそうです。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1920年 アントワープ(ベルギー)大会
男子テニスの熊谷一弥選手と柏尾誠一郎選手が、日本人の
スポーツ選手として史上初めてのオリンピックメダルを獲得した
大会です。ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1924年 パリ(フランス)大会
レスリングフリースタイルフェザー級で内藤克俊選手が
銅メダルを獲得しました。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1928年 アムステルダム(オランダ)大会
女性の陸上競技への参加が初めて認められ、陸上800mで人見絹枝選手が
銀メダルを獲得し日本最初の女子メダリストとなった大会です。
ロゴは見当たりませんでしたので、ポスターのご紹介です。
1932年 ロサンゼルス(アメリカ)大会
初めて選手村が建設されましたが、使用できたのは男子選手のみだったそうです。
この大会の陸上競技で初めて写真判定装置が用いられました。
1936年 ベルリン(ドイツ)大会
この大会で初めて「聖火リレー」が実施されました。
日本は金メダルを6個獲得しています。
1948年 ロンドン(イギリス)大会
第二次世界大戦後の最初のオリンピックであり、
12年ぶりに行われた夏季オリンピックです。
1952年 ヘルシンキ(フィンランド)大会
日本にとって第二次世界大戦後初(16年ぶり)の
夏季オリンピックの参加となった大会です。
1956年 メルボルン(オーストラリア)ストックホルム(スウェーデン)大会
夏季オリンピック史上初めて、南半球で行われた大会です。
馬術競技はスウェーデンのストックホルムで先行して行われました。
日本は史上最多となる銀メダルを10個獲得。
1960年 ローマ(イタリア)大会
ソビエト連邦が初めてアメリカを抜いて金メダル獲得数で
首位に立った大会です。
1964年 東京(日本)大会
日本及びアジア地域で初めて開催されたオリンピックです。
女子バレーボールなど16個の金メダルを獲得しました。
1968年 メキシコシティー(メキシコ)大会
聖火リレーの最終ランナーとして、史上初の女性が務めた大会です。
サッカーで日本が銅メダルを獲得しました。
1972年 ミュンヘン(西ドイツ)大会
オリンピック史上最悪の悲劇と言われるミュンヘンオリンピック事件が
発生した大会でした。この大会から、柔道とハンドボールが
正式種目として復活しました。
1976年 モントリオール(カナダ)大会
体操に出場したルーマニアのナディア・コマネチ選手が
史上初となる10点満点を連発した大会でした。
1980年 モスクワ(ソ連)大会
アメリカからの西側諸国への要請を受け、
日本は大会への不参加を決めました。
1984年 ロサンゼルス(アメリカ)大会
旧ソ連・東欧圏の選手が出場しなかった結果、それまで
メダルに縁の無かった国に金メダルをもたらした大会でした。
1988年 ソウル(韓国)大会
12年ぶりにアメリカとソビエトの二大国が揃った大会でした。
テニスと卓球が正式競技として採用されました。
1992年 バルセロナ(スペイン)大会
この大会から柔道女子が正式種目となり、
当時高校生であった田村亮子選手などが出場しました。
1996年 アトランタ(アメリカ)大会
近代オリンピック開催100周年記念の大会でした。
パーキンソン病を患うモハメド・アリが
聖火台への聖火の点火者でした。
2000年 シドニー(オーストラリア)大会
南半球での開催は1956年のメルボルン大会以来44年ぶりの開催でした。
柔道で田村亮子選手が悲願の金メダルを獲得し、他にも野村忠宏選手は
2大会連続金メダルを獲得しました。
2004年 アテネ(ギリシャ)大会
アテネで開催するのは第1回大会以来108年ぶりの開催でした。
柔道で野村忠宏選手が前人未到の3大会連続で金メダルを獲得し、
女子では谷亮子選手が2大会連続の金メダルを獲得しました。
2008年 北京(中国)大会
アジアで夏季オリンピックが開催されるのは20年ぶりで、
中国では初開催となりました。
2012年 ロンドン(イギリス)大会
2012年ロンドンオリンピックの開会式は映画監督のダニー・ボイルが
演出を担当し、アンダーワールドが音楽監督を務めました。
2016年 リオデジャネイロ(ブラジル)大会
2016年に開催予定のリオデジャネイロ大会ですが、ブラジル国内及び
南アメリカ大陸で夏季オリンピックが開催されるのは初めてのようです。
2020年 東京(日本)大会
日本の東京都で開催される予定の第三十二回夏季オリンピック大会です。
滝川クリステルが発した「お・も・て・な・し」という言葉は
新語・流行語大賞を受賞しました。
■ まとめ
今回は東京オリンピック公式エンブレムっぽい
ロゴ画像が作れるジェネレーターをご紹介させて頂きました。
記事の後半はオリンピックの歴史や、
エンブレムやポスターなどのデザインのご紹介になりましたが、
過去のデザインなどを見る機会も中々ないと思いますので、
今回ご紹介させて頂きました。
東京2020オリンピック・パラリンピック大会、
盛り上がると良いですね。
私も何か競技を見に行けれたら良いな。
チケット取るのはかなり大変なのでしょうか。
今回ご紹介した「TOKYO2020 Generator」は、
公式の物なのでは?と思えるくらいの
クオリティーになってますので、
良かったら是非試してみて下さいね。