ウェブデザインなどの際にどの様な配色でサイトを作成しようか悩むことは多々あると思います。
色が人に与える影響というのは結構大きいものなのです。
以前、こちらの記事で色彩心理についてのお話をさせて頂きましたので、
良かったら合わせてお読み下さい。
⇒【色彩心理】ウェブ作成にも使える!様々な実験や統計から見える色が人に与える影響について
また、配色ツールについても以前こちらの記事で書かせて頂きましたので、
こちらも良かったらご参考になさって下さい。
配色パターンは、こちらのサイトなども参考にさせて頂きました。
・COLOURlovers
・Color Hunter
・Adobe Color CC
今回は、カテゴリー別に配色パターンを50種類ご紹介させて頂きます。
あくまで一例に過ぎませんが、良かったらご参考になさって下さいね。
この記事の目次
配色パターン①ビジネス系の配色
ビジネス向けの配色としては、背景色が白で、プラス青系、緑系などの
色を取り入れる場合が多いです。
青系や緑系の色は、爽快感、冷静なイメージや、爽やかさや平和的なイメージを与えるので、
安心感を与える色でもあります。
また、グレー系などでシックにまとめる場合も多いですね。
信頼される色+差し色に何色か使うという形だと、
企業サイトに向いた配色パターンになると思います。
配色パターン②女性向けの配色
女性向けの配色パターンとしては、やはりピンクや赤系が多く採用されている
サイトが多いです。
ピンク色は、可愛らしさや女性らしさのイメージを与えますし、
おだやかな暖かさの働きがあるので、円満な気持ちを与える色です。
配色パターン③男性向けの配色
男性向けの配色パターンは、黒を基調とした配色が好まれるようです。
モノトーンや青系などクールな感じの色合いが採用されることが多いようですね。
配色パターン④子供向けの配色
子供向けの配色パターンは、パステル調の淡い色合いや、
ポップで明るい色合いが使われていることが多いです。
楽しそうな雰囲気や優しそうな雰囲気が伝わる配色が
採用されることが多いようです。
配色パターン⑤シルバー層向けの配色
シルバー層向けの配色パターンは、彩度を落とした落ち着いた色合いの
茶色系や紫系などの配色が好まれるようです。
温厚で穏やかな印象を与える配色が採用されることが多いです。
配色パターン⑥個性的な配色
個性的な配色パターンは、彩度が高めのインパクトのある色合いが
用いられることが多いです。
黒やピンク、黄色などを使うとインパクトがある配色になります。
配色パターン⑦飲食関連向けの配色
食品を美味しそうに魅せるには、赤やオレンジなどの暖色系を使うと
良いとされています。果物などの色合いを参考にすると伝わりやすいでしょうか。
野菜をイメージする緑も使われたりします。
逆に、青色や紫などの寒色系の色は、アイスなど冷たいものをイメージさせるには
良いのですが、飲食店などではあまり使わないほうが良いかもしれません。
配色パターン⑧ナチュラル系な配色
ナチュラル系な配色パターンは、自然やエコなどを連想させる配色を
用いるとよいでしょう。
緑や茶色系など、自然の中で目にする色合いで配色すると、
とてもナチュラルなイメージに仕上がります。
配色パターン⑨エレガントな配色
エレガントな配色は、高級感や上品なイメージを連想させる色を使います。
黒や紫、ゴールドなどを使うとエレガントな雰囲気のイメージが出来ます。
配色パターン⑩和風的な配色
和風的な配色パターンは、彩度が低めの落ち着いた感じの色が使われることが多いです。
和菓子や和室の畳などをイメージすると、イメージしやすいかもしれません。
主に、薄紫系や薄緑などが配色パターンに用いられることが多いと思います。
まとめ
今回は、カテゴリー別に配色パターンを50種類ご紹介させて頂きました。
1パターンにつき、5色で構成されていますが、そのまま全部を使わず
3色くらいでまとめても良いと思います。
また、同じ配色パターンでも、どこにどの色を採用するかで
見え方が違うと思います。
例えば、ホームページで考える場合は、背景色は何色にするのか。
見出しデザインは何色にするのか。グローバルナビゲーションは何色にするのか。
メインの色や差し色に使う色の組み合わせによっても、
同じカテゴリーの配色でもイメージが違って見えたりすると思うので、
是非、ご自身で色々設定を変えながら、うまく配色パターンを見つけてみて下さいね。