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脱サラしたのはお盆休み前でした
私が脱サラしたのは2005年8月。
もうすぐ起業して12年目を迎えます。
脱サラ当日はちょうどお盆休み前でした。
あの時も暑い日でしたが、最後の日に会社から一歩出た瞬間、
清々しい気持ちになったのを覚えています。
本当にあの時だけ、私の周りには高原の風が吹いていました(笑)
これで二度と会社に縛られなくていいという安堵感でいっぱいだったんでしょうね。
自分で好きなように生きていける。
そのワクワク感でいっぱいだったんだと思います。
いまでもあの時の感覚は忘れずに覚えています。
脱サラしたことで、今まで抱えていたストレスが全て吹き飛んでいきました。
脱サラしても不安に感じることはない
脱サラするということは、収入源が断たれるということです。
普通であれば、不安で押しつぶされそうになると思います。
でも、あのときは全く不安に感じることはありませんでした。
もちろん、深く考えていなかったというのが事実でしょう。
でも、結果としてあのとき脱サラして起業してから、
これまで無事にやってくることができました。
決して平たんではありませんでしたが、それほどしんどかったということもありません。
経験してみれば何とかなる。
そんなレベルです。
何事も初挑戦のことは緊張しますし、多少なりとも不安を覚えることはあるでしょう。
でも、経験しなければどうなるかは分かりません。
そして、脱サラして自分の力で食べていくことは、
あなたが思っているほど難しいことではありません。
むしろ、脱サラを躊躇して、グズグズしている時間がもったいないです。
時間は誰しも平等であり、絶対に取り戻すことはできません。
脱サラに対して必要以上に不安に感じることはないのです。
脱サラに不安を感じる必要がない理由
脱サラしても、きちんと取り組みさえすれば、人並み以上の収入を得ることはできます。
年収1000万円くらいであれば、正直九九を覚えるくらいの感覚で出来ます。
その理由は簡単です。
いまはインターネットを使って、全国の人たちを相手にビジネスをすることができるからです。
しかも、インターネットを使えば、わざわざリアルのお店を出す必要もありません。
もちろん飲食店などで起業したいのであれば別ですが、
そうでないのであれば無駄に初期投資を使う必要もありません。
脱サラしても3カ月から半年分の蓄えがあれば、その間に自力で収入源を構築することは、
それほど難しくはないのです。
自己都合退職でも3か月くらいは失業保険をもらえるはずです。
それも合わせれば、当面は生活していくことができます。
また、アルバイトなどもおこなえば、蓄えに手を付けずとも生活していける人も多いでしょう。
そうやって家族で協力しながら生活をしていけば、
脱サラが直ちにリスクになることは絶対にありません。
蓄えがあるうちに、きちんとしたビジネスをインターネットをフル活用して立ち上げる。
ネット環境が充実してきた今だからこそ、脱サラのチャンスとも言えるでしょう。
脱サラ経験談:私の場合
私の場合は、脱サラして3か月間の失業給付を受けとりました。
その間、就職活動はしましたが、本気でやっていたわけではありませんでした。
あくまで失業給付を受け取るための活動でした。
なので、ハローワークに定期的に行くだけ行って、給付の要件を満たすことが目的でした。
その後は、日雇いのアルバイトや郵便配達のアルバイトをして、
それなりに収入を得ていました。
郵便配達のアルバイトは運動にもなるので、起業して1年くらいは続けていました。
脱サラしたおかげで時間だけはあったので、図書館に行ってたくさんの本を読みました。
起業へのヒントが欲しかったんです。
そこで偶然手にした本をきっかけに、私はインターネットを使ったビジネスをスタート。
コツコツと実績を積み重ねて、いまでは法人化し、起業支援のコンサルタントとして
活動しています。
脱サラした時は、まさかコンサルタントをするとは、1ミリも考えませんでした。
その時々で、自分の強みを生かせる場を探し、進化していった結果かなと思います。
いま、私が脱サラするならどうするか?
私が脱サラしたのは2005年です。
正直かなり昔の話です。
いまとはビジネス環境も違いましたので、正直参考にならないと思います。
そこで、この2016年のいま、私が脱サラするとしたらどう動いていくのか?
フィクションではありますが、いろいろと考えていきたいと思っています。
ただ、単に脱サラするだけではつまらないので、脱サラして起業初年度に
1000万円を稼ぐにはどうするか?
ここまで考えていきたいと思います。
脱サラすること自体は、何ら難しいことではありません。
会社に辞表を提出して、受理されれば終わりです。
でも、脱サラして自力で収入を得られる人は、残念ながらそれほど多くはありません。
せいぜい年商300万円止まり。
そういった方が圧倒的に多いです。
しかも、これは年収ではなく、年商です。
得られる収入(お給料)はもっと少なくなります。
せっかく脱サラして起業したにも関わらず、収入がサラリーマンのころと比べて
減っていたら、何のために脱サラしたのか分からなくなります。
もちろん自分で好きなようにやっていけることには価値があります。
でも、現実問題として、収入がなければやっていけません。
それを踏まえると、最低でも年商1000万円は達成しないと、脱サラした意味はありません。
ですから、今回は私がいま脱サラして起業初年度1000万円を達成するために、
どう動いていくのか?
その辺について説明していきたいと思っています。
脱サラして起業初年度1000万円達成するために理解すべきこと
脱サラして起業初年度1000万円を達成することは、決して難しいことではありません。
ただし、やみくもにやってはダメで、きちんと計画立てていかないといけません。
年商1000万円ということは、月84万円稼げば達成できます。
月84万円と聞くと、ハードルが高いと感じるかもしれません。
でも、脱サラしたばかりで、何のスキルも経験がなくても、
これくらいであれば充分達成可能です。
まずは、以下の前提条件を覚えておきましょう。
・高単価商品を扱うこと
・自分では商品やサービスを作らないこと
・販売しながら集客スキル、セールススキルを身に付けること
この3つです。
例えば、1件30万円の商品を扱えば、たったの3名に販売すれば
月84万円はクリアできます。
30万円の商品を3人に売るよりも、1万円の商品を90人に売る方が何倍も難しいです。
きちんと価値ある商品であれば、高単価商品でも確実に売ることが出来ます。
また、高単価商品を扱うのであれば、あなた自身が商品やサービスを作ってはいけません。
そもそも、脱サラしたばかりの人間が、売れる高価格帯の商品を作れるわけありません。
高価格帯の商品やサービスはその道のプロに任せましょう。
あなたはセールスすることに集中する。
月3本売ればいいわけですから、そこまで難しく考える必要はないはずです。
では、これらを前提条件として、「脱サラ年商1000万円達成の3ステップ」を
お伝えします。
脱サラ年商1000万円達成ステップ1:資金を把握する
これは脱サラする前にやっておいてほしいのですが、
手元にどれだけの資金があるのかを把握しておきましょう。
そして、毎月どのくらいお金を使っているかも把握しておきましょう。
そうすれば手元資金でどれだけ生活が出来るか分かりますので、変に焦る必要がなくなります。
そこにプラスして失業給付と、給付が終わった後にアルバイトなどをすれば、
資金を使い込まなくても済みます。
私の経験上、起業してからしばらくはアルバイトをすると良いと思います。
特に身体を動かせるアルバイトは、健康面でもおすすめです。
どうしても脱サラ当初は家にこもりっきりになるので、運動不足になります。
脱サラしたら、病気になっても誰も助けてはくれません。
あなたが倒れたら収入は途絶えます。
起業家になるなら、健康には相当気を使うことになります。
私も起業してしばらくは、だいぶ太ってしまいましたからね。
いまは毎日体重計に乗ったり、サーフィンや自転車、テニスなどをして、
とにかく1日1時間は運動して汗をかくようにしています。
ちょっと脱線しましたが、脱サラする前にぜひ資金の把握と、
毎月どれくらい使っているかの把握は忘れないようにしましょう。
もし手元資金があまりなくても、いまは超低金利時代です。
超低金利で借りることが出来る、起業融資も結構たくさんあります。
別に個人事業主の方でも借りれますので、一度相談しに行っても良いと思います。
手元にあるだけでも精神衛生上良いと思いますので、起業融資を受けるのもアリです。
ちなみに日本政策金融公庫がおススメです。
脱サラ年商1000万円達成ステップ2:外注さんを見つける
脱サラして年商1000万円を目指すなら、私はウェブ作成代行ビジネスを始めます。
1サイト20万円から30万円くらいで十分売れますし、
まだまだウェブ作成について悩んでいる方は多いです。
そういった方たちにリーチしていけば、コンスタントに案件を獲得出来ます。
高単価商品でもありますので、月84万円をクリアすることも難しくありません。
しかも実際のサイト作成作業は、プロの外注さんに任せれば安心です。
あなたにスキルや経験がなくても、全く問題ありません。
いまはフリーで働いているデザイナーさんが数多くいらっしゃいます。
そして求人を出せば、本当に多くの応募が集まります。
年商1000万円くらいであれば、たった1人の外注さんが見つかれば、
十分にやっていくことができます。
あなたは集客に専念することができますし、商品の質も担保されますので
非常に良いビジネスだと思っています。
しかもお客さんも喜んでくれる。
ウェブ作成代行ビジネスは現物納品になりますので、
お客さんの反応をダイレクトに見ることが出来ます。
完成した現物を見て、喜んでもらえると、この仕事をやって良かったと思えるはずです。
そういったやりがいを感じることが出来、且つ自分が出来ることに集中できるビジネス。
でありながら、高価格帯の商品を扱えるので、収入も上がりやすい。
脱サラして年商1000万円を目指すなら、これほどおすすめのビジネスはないと思います。
脱サラ年商1000万円達成ステップ3:受注獲得のために出来ることを必死にやる
脱サラして年商1000万円を目指すなら、ウェブ作成代行ビジネスがおススメだと
お話ししました。
このビジネスを成功させるには、あなたがどれだけお客さんを集客できるかにかかっています。
ただ、誰しも集客などはやったことがないはずです。
おそらく、ここで一番苦労すると思います。
でも、よく考えてみて下さい。
脱サラする人の中に、集客が得意な人がどれだけいるでしょう?
そう、誰も集客などできやしません。
つまり、誰もが同じ状況から集客を学び、身に付けているのです。
であるならば、商品作成は外注さんに任せることが出来る、
あなたのビジネスは断然有利になります。
なぜならば、あなたは集客に専念することができるからです。
脱サラしてから短時間で集客スキルを身に付けるには、実際に行動に移すことです。
座学でいくら集客を学んでも、実際にやってみなければ身に付くことはありません。
脱サラ後、セミナーなどに参加して学ぶことを優先する人がいますが、それは時間の無駄です。
実践に勝る学びはありません。
ウェブ作成代行ビジネスなら、毎月3人集客できれば年商1000万円のペースを
維持できます。
1か月は30日あります。
その中で3人集客すればいいのですから、やろうと思えばできるはずです。
実践を通して集客を学び、身に付け、安定して月3名以上の集客を実現する。
これこそ脱サラして、初年度1000万円を達成するために、私が最適だと思う事業計画です。
まとめ
脱サラして年商1000万円を稼ぐことに対して、難しく考える必要はありません。
そもそも、商品やサービスを提供できる人は限られます。
お客さんが喜んでお金を払ってくれるような商品やサービスを用意することは、
脱サラ当初は難しいはずです。
ですから、商品提供はプロに任せてしまいましょう。
商品の質に自信が持てれば、あとは売るだけです。
脱サラ後にまず取り組むべきは集客であり、セールスです。
脱サラ1年目は、ひたすらそれに取り組みましょう。
その中で経験を積み、自分のやりたいことが見つかって、
次の展開が見えてくるようになります。
私も脱サラ当初は、コンサルタントになるなんて1ミリも思いませんでした。
脱サラしてやりたいことがなくても全然良いと思います。
やりたいことではなく、自分が出来ることに集中する。
これさえできれば、脱サラして年商1000万円を達成することは普通にできます。
ぜひ、今回の内容を参考にしていただき、脱サラへの一歩、起業への一歩を
踏み出してください。
脱サラなんて大して怖くはありません。
それよりも社畜で人生を終える方がよっぽど怖いと思いますよ・・・。