会社やブランドなどのロゴは、
オリジナルで作られることも多いとは
思いますが、元になっているフォントは
必ずあると思います。
ロゴなどを決める時、フォントが与える印象は大きいと思います。
今回は4つのフォントを取り上げて、
それぞれ、代表的な企業のロゴをまとめてみました。
なぜ企業やブランドがそのフォントを採用したのか。
ブランドイメージなどを考えつつ比較してみると、勉強になりますね。
良かったらご参考になさって下さい。
この記事の目次
■ Didot
フランスのフェルミン・ディドによって作られたフォントで、
「モダン・ローマン体」の代表格。
おしゃれな雰囲気を持つフォントで、女性誌やファッション関係で
使われていることが多いようです。
代表的なロゴ
★ファッション雑誌のVOGUE
★ファッションブランド Giorgio Armani
■ Copperplate
銅版、銅版印刷時代に使われていた文字の復刻で、
フレデリック・ガウディが設計したフォント。
高級感のある文字体です。
代表的なロゴ
★食のセレクトショップ DEAN & DELUCA
★高級ノートのMoleskine
★田中貴金属ジュエリー
■ Helvetica
スイス人タイプフェイスデザイナーのマクス・ミーディンガーと
エドゥアルト・ホフマンが発表したサンセリフのローマ字書体フォント。
用途を選ばない幅広い汎用性があるので、良く使用される書体の
一つとなっているようです。
代表的なロゴ
★巨大総合電機メーカーのPanasonic
★光学機器・電子機器メーカー OLYMPUS
★日本大手の自動車メーカー TOYOTA
★世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社 Microsoft
★ミネラルウォーターのブランド evian
■ Futura
パウル・レナーによって発表されたラテン文字のサンセリフ体書体フォント。
幾何学的な造形が特徴的なフォントです。ファッションブランドなどにも
使われることも多いです。
代表的なロゴ
★ファッションブランド LOUIS VUITTON
★自動車メーカー Volkswagen
★ファッションブランド Supreme
★動画配信サービス Hulu
■ まとめ
使うフォントによって、高級感が伝わってきたり、
親しみやすい感じだったり、様々ですよね。
どの様な雰囲気でロゴや画像で伝えたいのかなどを考える際に
参考になればよいなと思いまして、今回まとめさせて頂きました。
今回は4つのフォントを取り上げて、それぞれの代表的な企業のロゴを
ご紹介させて頂きましたが、機会がございましたら、また違うフォントでも
ご紹介出来たら良いなと思っております。