SEO対策を施したが検索エンジンにてちっとも上位に
表示されないという経験はおありでしょうか?
もしかすると大事なポイントを忘れているかも
しれませんよ。
施策したSEO対策が間違った方法の場合は検索エンジンは評価せず、
検索結果での上位表示は難しくなります。
今回は、検索エンジンが評価してくれない又は思ったより検索結果の上位に
表示されない場合に振り返りたいポイントを順を追ってご説明していきたいと思います。
とても基本的かつ重要な要素となりますのでご自身のウェブサイトがしっかりと
施策が出来ているかを再確認してみて下さい。
この記事の目次
● タイトルに狙っているキーワードを入れよう
ウェブサイトのタイトルは非常に重要な要素になります。
ウェブサイト内のコンテンツがどんなに素晴らしい内容でも
タイトルに狙っているキーワードが入っていなければ
検索結果での上位表示はかなり厳しくなるのが現状です。
おおよそですが15~35文字程度で狙っているキーワードを出来れば
2個は入れたいところです。
最低でも1個は必ず入れるようにしてその1個はタイトルの最初であればなお良いです。
例をあげますと狙っているキーワードが「車査定」だとします。
① 車査定のことなら○○○オート | 車査定のに関することならお任せください
② ○○○オートは車査定の専門店 | 関東近県は無料で出張いたします
さて、①と②ではどちらの方が理想的なタイトルになるでしょうか。
答えは①です。
①の方が「車査定」のキーワードが2個入っていますし文字数もちょうどいい数です。
しかも、「車査定」のキーワードからタイトルが始まっていて理想的な形です。
では、反対に②はどうでしょうか?
②ですと「車査定」が1個しか入っていませんし
タイトルの始めは「○○○オート」になっています。
これですと検索エンジンから見れば、「○○○オート」の方が重要と判断してしまいます。
「○○○オート」で上位表示させたいのでしたら②のパターンでも悪くないのですが
「車査定」で上位表示させたいのですからやはり①のパターンがベストです。
最後に、タイトルのタグについてですがウェブサイトのソースを見てみてください。
赤枠で囲ってあるところがタイトルタグになります。
<title> 起業のことなら起業のツボ</title> となっているのがわかるかと思います。
タイトルタグ=タイトルですのでソースを見れば簡単にわかります。
何度もいうようですがタイトルは非常に重要な項目ですので
今一度この機会に見直してみてください。
● ディスクリプションを見直してみよう
ディスクリプションとは簡単にいえばウェブサイトの説明文です。
ソースで確認しますと
赤枠で囲ってあるところがディスクリプションになります。
<meta name=”description” itemprop=”description” content=”起業のツボは、以下省略” />
となっているのがわかると思います。
このディスクリプションも大事な要素の一つであります。
ウェブサイトの概要や説明をディスクリプションを使ってアピールしていきます。
文字数は100文字程度が理想的になります。
ここでも狙っているキーワードから文章を始めていただき、
キーワードは1~2個は入れてください。
そして、ディスクリプションは検索エンジンで検索したときに検索結果にも表示されます。
この様にタイトルと一緒に検索結果にも表示されます。
魅力ある文章を作成することで検索してきたユーザーにもアピールすることが出来ます。
しかも、検索エンジンで検索したキーワードを太字で表示してくれます。
先ほどの画像は「起業のツボ」というキーワードで検索したのですが
しっかりと「起業のツボ」という文字が太字になっていることが確認できます。
という事は、検索エンジンのほうでも重要視しているという事になります。
検索エンジンのあり方として検索してくるユーザーに対して最適なウェブサイトを
検索結果に表示する。というのがありますので検索したキーワードを太字でアピールする事で
ユーザーに対して、こんなサイトはいかかですかと聞いてるような気がします。
ディスクリプションもこの機会に見直してみるのも悪くはないかと思います。
● キーワードタグも見直してみよう
キーワードタグも若干ではありますがSEO対策をするにあたって気をつけたい要素です。
キーワードタグもソースで見ることが出来ます。
画像の赤枠で囲ってあるところがキーワードタグになります。
<meta name=”keywords” itemprop=”keywords” content=”起業” />
となっているのがわかるかと思います。
キーワードタグには基本的に1~4個、狙っているキーワードを入れるようにしてください。
理想は2~3個程です。
あまりキーワードを入れすぎると検索エンジンがキーワードタグを見た場合に、
どのキーワードが重要なのか判別が出来なくなる恐れもあります。
ですので、最重要視しているキーワードを2~3個程入れて検索エンジンに対して
アピールしていけば大丈夫です。
入れすぎてもダメですし入れなすぎてもダメで、丁度いい数が2~3個というわけです。
後、いくら重要視しているキーワードでも同じキーワードを何回も入れるのは止めてください。
下手をすると検索エンジンからスパムサイトのレッテルをはられて
ペナルティの対象となる可能性もありますので。
キーワードタグは、タイトルとディスクリプションより重要度は低いですが
簡単に変えられますし作業的にも特に難しくありません。
重要度は低いからといってそのままにするのはよくありません。
小さなことからコツコツと行っていくのがSEO対策をするにあたって
最も重要なことですのでしっかりと施策をしていきましょう。
● コンテンツのボリュームはどうなのか
これまで説明してきた3点は直ぐにでも簡単に変えることが出来る内部対策ですが
ウェブサイトのコンテンツはどうでしょうか。
コンテンツ自体は内部対策の部類には入りませんが
関連性が高いのであえて今回ご説明します。
そもそも、コンテンツ自体は中々変えづらく文章を加筆するのも難しいかと思います。
今までのコンテンツは変えずに新規で更新していくコンテンツから
見直していけばいいと思います。
テーマが少しくらいかぶっても新規で文章を書いていくにつれ
違うニュアンスだったり表現の仕方が変わることは良くあることです。
人間が書くのでその時の気分や知識の認識度でいくらでも違う切り口の
コンテンツになりますし作成も出来るはずです。
また、新規でコンテンツを更新していくときは文字のボリュームや
更新の頻度も気をつけてください。
文字数でいいますと1ページ1000文字以上は入れるようにしてください。
出来れば2000文字以上は欲しいところです。
更新頻度も出来れば毎日がベストですが週に3~4回は更新したいところです。
文字数が多くなれば当然ながらコンテンツも豊富になりますし、更新頻度も
高めれば検索エンジンからクローラも回ってきやすくなりますので
インデックスも早くなります。
当然ながら検索エンジンからの評価も上がってきますので
上位表示する確率も上がってきます。
文字数についてですが、1000文字と聞くと多いと思う人が結構いるかと思います。
私もそんな内の1人でして最初は500文字の文章も苦労していたのですが、
今では2000文字位でしたら割合と簡単に作成する事が可能になってきました。
最初は誰でも苦労しますが段々となれてきますので諦めずに
コンテンツを作成していきましょう。
● キーワードの難易度はどうなのか
そもそも狙っているキーワードの難易度が高かったら上位表示はかなり難しくなります。
例えば「ダイエット」というキーワードがあります。
誰でも思いつきますし実際に検索してくるユーザーもかなりの数がいます。
しかし、「ダイエット」というキーワードはかなり難易度が高いのが現状です。
実際に「ダイエット」というキーワードの難易度を調べてみましょう。
⇒ りしりこんぶ
このツールで簡単にキーワードの難易度を調べることが出来ます。
「ダイエット」のキーワードの難易度はどのくらいなのか調べてみることにします。
難易度は80と出ました。
80ですとかなり難しいキーワードになります。
狙うなとは言えませんが得策ではありません。
もう少し難易度がゆるいキーワードをおススメいたします。
例えば、同じダイエット系のキーワードでも「ダイエット効果」という
キーワードに変えてみるとどうなるか見てみましょう。
今度は26と出ました。
26ですと簡単なキーワードの部類に入りますので上位に表示させるのも
難しくはないかもしれません。
もちろん「ダイエット」というキーワードより検索してくるユーザーの数は
少なくなりますがその分上位表示もしやすくなりますし検索してくるユーザーの特性も
絞られて逆に濃いユーザーの訪問が期待出来る事になります。
このように狙っているキーワードの難易度を調べることで
上位表示させやすいのかがわかります。
狙っているキーワードの難易度をこの機会に調べてみてはいかがでしょうか。
判断基準としては40~50以下を狙うのがベストです。
● まとめ
今回は、上位表示されないときに振り返りたい5つのポイントをご説明してきました。
実際に上位表示されないときに内部対策を見直したら
順位が上がってきたというケースはよくあります。
たかが内部対策と思わないで下さい。SEO対策の肝は内部対策です。
分かったつもりでいても、今回をいい機会にしてもう一度見直してみて下さい。
しっかりと内部対策をする事でウェブサイト自体の評価も高まってきます。
順番的には
① タイトル
② ディスクリプション
③ キーワードタグ
この順番で見直していきましょう。
簡単に変えることも出来るし、チェックも早く出来ますので。
内部対策を完璧に出来たらSEO対策の大半は終わったようなものです。
上位表示されないときは焦らずにウェブサイトの状況をよく見てみましょう!