SEO対策をしていけばしていくほど道を誤ったり
迷ったりすることは必ずあるものです。
特に、SEO対策は方程式のようにこうすれば
この様になるという事はまずないものです。
こうなるかも知れないという仮説は成り立ちますがこうなるという絶対的なことは
言えないのです。
何故かはお分かりだと思いますが検索エンジンの順位は検索エンジンが決めるので
我々が決めることではないからです。
検索エンジンが決めるので私たちの裁量の余地はほとんどないのです
ただ、そうは言っても必ずしも人工的に上げることは出来ないのかと言いますと
そうではないのです。
SEO対策を専門に行っている業者や会社はそのようなノウハウを使って
検索結果での上位表示をさせているのです。
でも、今後もそのようなノウハウで通用するのかは全く持ってわかりません。
では、SEO対策は諦めたほうがいいのでしょうか。私はそうは思いません。
そこで今回は、これからのSEO対策はどのようにすれば効果的なのかを
解説していこうと思います。
この記事の目次
● 記事の質にこだわろう
ウェブサイトやブログに載せる記事はとても大事です。
検索エンジンは記事の質や文字数、オリジナリティがあるのかを見ています。
記事の質はオリジナリティがあるのか又は、訪問者に対して役に立つコンテンツを
発信しているのかとかは特に重要視されます。
文字数も配慮に入れなくてはなりません。
1記事に対して1,000文字以上は当たり前で出来れば2,000~3,000文字くらいの
文章のコンテンツが望まれます。
何故、文章の量を多くするのかですが訪問者に対しての対策になるからです。
訪問者はあなたの所有するウェブサイトに対して何らかの解決策や回答を
求めて訪問してくるはずです。
その解決策や回答をウェブサイト内で出してあげられなければ
訪問者は直ぐにページを閉じてしまう恐れもあるのです。
訪問者が欲する解決策や回答をコンテンツの質や文章の量で答えていくというのが
これからのSEO対策に必要な項目になるのです。
俗に言うQ&Aサイトというのがあります。
まさにQ&Aサイトはユーザーの知りたいことをサイト内で解決できるのですから
理想の形となります。
これからは自分の言いたいことや書きたいことを載せていくより、
いかにユーザーや訪問者のためになる記事を載せるかが鍵となっていきます。
そのためにはライティングの方法やスキルを学んでいくか。
それとも専門的な知識を持っているライターに書いてもらうかの
どちらかのやり方になっていくと思います。
前者を選ぶ人はライティングのセミナーや専門書を読んで自身のスキルアップを
心がける事が必須になりますし、後者の場合はいかに良いライターさんと出会うことが
出来るかに尽きます。
どちらを選択するにせよ質の良い記事をこだわって作成して更新していくことが
今後のSEO対策に効果的である事は分かっていただけたかと思います。
● 良質な被リンクをもらうこと
最近のSEO対策では自作自演の被リンクはしないというのがどうやらトレンドみたいです。
自作自演がペナルティの対象になりやすくばれたら一気に圏外へ飛ばされるといった
情報があちらこちらから聞こえてきます。
でも果たしてそうなのでしょうか?
私の所有しているウェブサイトは思いっきり自作自演の被リンクを付けていますが
飛んだサイトの方が圧倒的に少ないです。
ここで大事になってくるのがその被リンクは良質な被リンクかどうかなのです。
被リンク元のサイトのコンテンツはどうなのかとか、記事のボリュームはどうなのか
といったことが大事になってくるのです。
後は、使われているドメインの質も重要です。
ドメインのパワーはどうなのかといったところが重要なのです。
ドメインのページランクは高いのか低いのか、取得してからどの位経っている
ドメインなのかが大事なポイントです。
ドメインの質も良くコンテンツも申し分ないサイトからの被リンクを
いかに付けていくかが重要です。
そのようなサイトからリンクを貰うのは困難な場合は自身で被リンクサイトを
用意するのが一般的です。
ただ、残念なことに被リンクサイトを作成するのも費用や時間もかかります。
この点でつまずいている人もいっぱいいると思いますがここは頑張るしかないのです。
人が出来ないことをやるからいい結果が出るのです。焦らず根気強く行きましょう。
究極は、その被リンクサイト自体も検索エンジンに好まれて上位表示する事が
出来れば最高です。
被リンクも量より質の時代に完全になってきた事を理解して今後のSEO対策に
活かしていきましょう。
● ソーシャルを味方につけよう
これからのSEO対策はいかにソーシャルを味方につけていくことも
重要な要素となっていきます。
ここで言うソーシャルとは二つあるのですが
①ツイッター
②はてなブックマーク
以上の二点です。
この二つのソーシャルは必ず意識して使用してください。
理由はこれから述べていきます。
先ず①のツイッターですが何しろ拡散力が他のソーシャルに完全に勝っているのです。
一番目に挙げた「いいコンテンツを作成する」という事に非常に関連性があるのですが、
いいコンテンツを作成して更新をした後でツイッターで拡散していくという使用方法が
一番効きます。
コンテンツはいいのですから後は不特定多数の人にどんどん情報を流していけばいいのです
どんどん情報を流すのにツイッターは最適なのです。
次に②のはてなブックマークです。
はてなブックマークも非常に優れたソーシャルです。
はてなブックマークの独自の機能を利用して「新着エントリー」や
「人気エントリー」を狙っていくのです。
「新着エントリー」は短時間(30分から1時間)に3個のブックマークを付けてもらうのが
最低条件で、「人気エントリー」は更に10個以上のブックマークを付けてもらう事が
必要になってきます。
「新着エントリー」にしても「人気エントリー」にしても、はてなブックマーク上での露出度は
高くなりますのでアクセス数も期待できますし更なる相乗効果で自然なリンクを貰えたり、
はてなブックマークユーザーによるツイッターでのツイートも期待できます。
この様な理由のため二つのソーシャルを使わない理由はないのです。
SEO対策にソーシャルなんてと思う人はいるかも知れませんが騙されたと思って
使ってみてください。
一度でも効果が出れば使ってよかったと思ってもらうことが出来ると思います。
● キーワードを意識しよう
常に検索結果で上位表示させたいキーワードを意識することも大事な要素です。
ウェブサイト全体でのキーワードと個別ページでのキーワードは微妙に違ってくると思います。
ウェブサイト全体で狙うキーワードは割とビックキーワードを、個別ページで狙う
キーワードではスモールキーワードと変えていくのが上手なやり方です。
ウェブサイト全体で狙うキーワードとはトップページで狙うキーワードとなります。
トップページはウェブサイト全体を通して一番検索結果に載りやすくリンクも
集まりやすいため比較的にビック~ミドルクラスのキーワードで狙うのです。
逆に個別ページでは一番最初に解説した質のいい記事を更新して
スモールキーワードでの上位を狙っていくイメージとなります。
個別ページを更新していけばいくほど意外なキーワードで上位表示出来ることもあります。
ですのでここで言う更新もとても重要です。
更新頻度が高まるとクローラーが回ってきやすく検索エンジンでの評価も高まると
言ったことも大事なのですが、更新してウェブサイト内のコンテンツ量を増やして
色んなキーワードでの上位表示を狙っていくと言う意味合いの方が結果として
アクセスも集まりいい方向に行きます。
よく狙っているキーワードを文中の中に何パーセント入れるといいとかを聞きますが
これはあくまでも目安で大丈夫です。
何パーセントを意識しておかしな文章になっては本末転倒ですし
そこまでしてこだわる必要性はないと思います。
ただ、文章を作成してまるっきり狙っているキーワードが入っていなかったり
頻度が薄いのも問題です。
この辺のチェックはツールで確認をして調整していきましょう。
このファンキーレイティングですが、さすがSEO対策を専門とする会社が作っただけあり
とても優れたツールです。
最大の特徴は文章の公開前でも公開後でもどちらでもキーワードの出現率を
チェック出来るという点です。
公開後にチェック出来るツールは他にもありますが公開前にもチェック出来るツールは
探すと見当たりませんしそれだけに貴重な存在のツールです。
使用方法も簡単です。
①テキストを入力を選択する
②テキストを窓枠に入れる
③ターゲットのキーワードの欄にキーワードを入力
④最後にチェックをクリックする
以上のステップでキーワード出現率をチェックする事が出来ます。
もしここで出現率が高いと判断したならばキーワードを減らす作業をして出現率が
低すぎたらキーワードを盛り込んでもう一度文章の構成を考えることが必要です。
一般的には4~8%程の出現率と言われていますが何度も言うようにあくまでも目安ですので
あまり過敏にならずに自然な文章の作成に集中しましょう。
狙うキーワードを意識しながら文章作成をする事も
今後のSEO対策に重要な要素の一つとなります。
● スマホを意識したサイトデザインをしていこう
これからはパソコンからタブレットやスマホの時代になることが予想されています。
そこで運営者側も今まではパソコンのウェブサイトだけを意識して作成してくれば
よかったのが今後は、特にスマホに対応したサイト作成をしていかなければ
取り残されてしまう事になりそうです。
何故このようなことが起きていくのかはスマホユーザーが圧倒的に伸びているからです。
電車を乗れば分かるかと思いますがスマホをいじっている人が本当に多いのです。
10人座席に座っていればその内の7~8人はスマホをいじっている感じです。
それだけ社会に溶け込んでいるスマホを意識しないわけにはいかなくなっているのが現状です。
10代20代はパソコンは持っていないがスマホはかなりの割合で所有していますので
若者向けのウェブサイト運営者はスマホ対応は必須です。
もちろん今後の事を考えると若者向けだけでなくジャンルを問わずウェブサイト作成は
スマホ対応化していくことが必須の要素になることは明確です。
パソコンをわざわざ起動させて検索するよりスマホで簡単に検索してものごとを
解決していくやり方のほうがスマートですし、その流れを検索エンジン自体が
無視するはずもないのです。
検索エンジンが重要視することに運営者側は無視するわけにもいかないので結果的に
スマホ対応はこれからのSEO対策に欠かせない要素の一つでもありますし
ユーザーの意向にも答えることが出来なくなります。
この様に時代の流れについて行き施策する事も
今後のSEO対策に欠かせなくなってきています。
● 今回のまとめ
今回は、これからのSEO対策に欠かせない五つの施策を解説していきました。
決して派手なテクニックや方法ではなくSEO対策において
本質的かつ王道的な事ばかりかと思います。
周囲の流行のテクニックばかりがクローズアップしがちですが本質を捉えて
行動する事がSEO対策においても大事な事となります。
今回解説し五つの施策をいきなりやるのは大変かと思います。
一つずつ出来ることから施策していきましょう。
結果的に今回の五つの施策が出来ていればいいのです。
五つの施策が出来てくるうちに必ず運営しているウェブサイトに
変化が出てきます。
その変化を楽しみながら施策を行っていく事が長続きして途中で
飽きないコツかも知れません。
ぜひ、今回解説した施策を取り入れてユーザーに役に立つウェブサイト作成を
目指していきましょう!