「こいつ、できる!」と思わせる。
ビジネスパーソンにとって第一印象で
相手にこのように思わせることができるかどうかは、
その後のビジネスを有利に展開できるかどうかの
分岐点であると言っても過言ではありません。
例えば、あなたがビジネススキルを上げる為にビジネスマナーのセミナーを
受講したとしましょう。
このセミナー講師が金髪の髪の毛でモヒカン頭。耳にはピアスをして、
首や指、腰周りにキラキラ系の飾りが目に付きます。
おまけに、服装はスーツでもなければジャケット&パンツでもありません。
パーカー&ジーンズにスニーカーというファッション。
さて、あなたはこの講師から真剣にビジネスマナーを学ぼうという気持ちが
沸きますでしょうか?(決してこのようなファッションが駄目だとか、人間的な側面を
けなしているものではありません。あくまでも一般的なその場に適したファッションか
どうかという視点からの一例です。)
「全然気になりません。」という方も中にはおられるかもしれませんが、
大半の方はそうではないはずです。
何が言いたいのかと言うと、人は見た目が大事だということです。
できるビジネスマンほどできるビジネスマン、
成功しているビジネスマンとしか付き合いたくないと思うもの。
だからこそ、まずは見た目という第一番目のハードルだけでも
徹底した印象操作で乗り越え、好印象を与えるべきなのです。
この記事の目次
■ 基本1 サイズの合ったものを選ぶ
サイズの合っていない服を着るが、だらしなさを出してしまっていることに
気づいていないビジネスマンは多いです。
ゆったり着るほうが楽だから・・・
このような感覚でいるのであれば、すぐさま改めましょう。
極論、サイズの合っていない高級なブランドものの服装を着るよりも、
低価格帯のどこにでもあるような服装であってもぴったりとサイズが
合っているものの方がシャキッとしていて“できるビジネスマン”らしく見えます。
そもそもメンズファッションの大半が『ジャストサイズ』で着てこそ
見栄えが良くなるように作られておりますので意識する重要なポイントとして
頭に入れておいて頂きたいものです。
■ 基本2 無難なスタイルを
ビジネスの場における基本スタイルはスーツです。
「どんな組み合わせで着こなせば良いか分からない。」
ということであれば、スーツを着ておけば無難で間違いないでしょう。
色も紺(濃紺を含む)系などの落ち着いた色のスーツに白のYシャツでOK。
就職活動で奨励されているような服装ですね。
また、ジャケットとパンツの組み合わせをするなら上下が同色系のもので
片方が柄物であればもう一方は柄なしのノーマルなものにするなど
上下で喧嘩しないような組み合わせをすると良いでしょう。
■ 基本3 着古したものは避ける
私用で着る服装で古着を好まれる方もおられますが、
ビジネスの場において着古された服装は百害あって一利なしです。
清潔感を演出することが出来ませんし、だらしない印象を与えかねません。
決して古いものが駄目ということではなく、素材的に長持ちするものではなく、
また、雑に扱って既に役割を終えたようなファッションを避けましょうということです。
服そのものは古くても良い素材で丁寧に扱って(保存方法や洗濯の仕方など)
いるものであれば、かなり古いものであっても返って味が出て良い雰囲気を
醸し出すファッションもあります。
■ 基本4 綺麗に磨き上げられた革靴を履く
高級ワインでもてなしてくれるようなお店では、
足元を見てお客様の質を判断すると言われたりします。
足元。つまり、履いている靴のことです。
それくらい革靴の手入れが行き届いているか否かで
ビジネスマンのできるできないを判断されてしまう可能性が高いと。
だからこそ、革靴においては綺麗に磨き上げられていることが大事だというわけです。
■ 基本5 高級(そう)な腕時計をする
腕時計はビジネスマンにとってファッションの一部です。
昨今では1人1台のスマホの時代により時間そのものは
スマホで確認できるところから腕時計をされてない方も増えています。
しかしながら、腕時計は時間を確認するという役割以外にもファッションの一部として
できるビジネスマンを演出するための高度なツールであると認識するべきです。
ただ、低価格帯の腕時計や、ビジネスシーンに適さない腕時計ではその意味は
半減するどころか返って足を引っ張ってしまう可能性すらありますので注意が必要です。
それこそ○十万円、○百万円もする超高級腕時計でないといけないというわけでは
ありませんが、そこそこの価格帯で高級そうにみえるものもありますので
“できるビジネスマン”を演出するためには?という観点から
腕時計を選んでみると良いでしょう。
■ 基本6 その他の身の周り品にも気を配る
ビジネスマンとして常備してものは、先ほどから申し上げておりますように、
超高級なものではなくても、高級そうに見えて綺麗に扱われていることで、
できるビジネスマンに見てもらえる可能性が高まります。
例えば、鞄はプライベートの時にでも持ち歩けるようなものではなく、
しっかりとしたビジネスバッグを持ち歩くようにしましょう。
また、財布は長財布が良いですし、名詞も財布の中にしまったりするのではなく、
ちゃんとした名刺入れを用意します。
これらのことは細かいことのように聞こえるかもしれませんが、
細かいこととと思う方ほど細部に気を配れない方だったりしますし、
できるビジネスマンや成功者と呼ばれる方ほど細部に気を配れる方が多いものです。
そして、細部に気を配れるという方は、相手の細部が気になるということでもありますので、
細かいことと無碍にせずにしっかりと対応しましょう。
■ 基本7 体の身だしなみにも気を配ろう
ファッションと言うと、身に着けるもののことを想像しがちですが、
服装や持ち物以外の自分の体、特に相手から見える部分についても気を配る必要があります。
頭髪は自分のイメージを固める上で重要な位置を占めています。
ボサボサの髪の毛ではまともに相手にしてくれません。
基本的には短めで、前髪は目を覆うような鬱陶しい感じは避けたほうが良いです。
また、後ろ髪もシャツの襟を隠してしまうような長さでは初めて会う方に対して
与える印象としてはリスキーな部分が残ると言わざるを得ないでしょう。
また、髪の毛だけでなく、その他の毛にも注意を向ける必要があります。
まゆ毛であったり、鼻毛は意外と自分では気づいていない人が多いですが、
逆の立場でこのような方を目にすると残念な気持ちになりますよね。
口ひげの剃り残しもこの部類に入ります。
ビジネスの話をしていても、その部分が気になって集中力を欠いてしまいますし、
そもそもとして鼻毛が出ているビジネスパーソンをできる人と認識することはありません。
だからこそ、このようなことにならないように一旦外の出てしまうと自分の目では
確認しづらいポイントは特に注意して意識するようにしましょう。
加えて、お肌のお手入れにも気配りを。
男性とは言えお肌が綺麗であることに越した事はありません。特にニキビがよく出たり、
吹き出物が出たりする方は、良質な石鹸選びをすると共に、汚れをしっかりと落とすこと、
十分な保湿することである程度予防できますのでお肌のケアにもチャレンジしてください。
それでは、お勧めの3つのお役立ちファッションサイトをご紹介します。
■ できる男の身だしなみNAVI
何となく日々繰り返してきたグルーミング。
もう十分に分かっているつもりでも、実は間違った知識を身に津k手いたなんてことも・・・。
髪やみだしなみにまつわる豆知識うあ小ワザをご紹介します!
■ 読者が選んだコーディネートBEST3
前月号のファッションページの中から、もっとも好感度が高かったコーディネートの
ベスト3を結果発表。担当スタイリストのコメントには着こなしのヒントが。
■ スーツセレクト公式通販
「リアルスーツ」を追求するために企画から生産・販売まで一元した独自のシステムを採用。
品質、デザイン、価格に理想を追求し、全てを自らプロデュースすることで、
お客様の声、トレンド情報をいち早く、デザインと着心地に反映。
また、品質、機能性にこだわり、国内生地、インポート生地など素材を厳選。
品質管独自の厳しい品質基準に合格した商品だけを取り扱うことで、
こだわりの高品質なスーツを提供します。