お金を貯める方法は、突き詰めると2つしかありません。
出ていくお金を抑える
入ってくるお金を増やす
当たり前のことですがこれだけです。
つまり、『支出を抑える』『収入を増やす』このいずれか、
もしくは両方を可能にすることでお金を貯める事が出来るわけです。
ただ、言うは易し行うは難しとはことのことで、収入を増やすことはもとより、
支出を抑えることすらもできない方がほとんどです。
というわけで、今回は『支出を抑える』にスポットを当てて、
いかにして無理なく上手に節約していくのかという方法をご紹介いたします。
この記事の目次
■ 通信費を節約しよう
最早『通信』なしではビジネスは立ち行かないほどにインターネットは普及しており、
このインターネット通信はパソコンからだけでなく、スマホやタブレットなどの
携帯端末からアクセスすることも珍しいことではありません。
と言うか、携帯端末からの通信の方が遥かに利用頻度が多いという方も
多いのではないでしょうか。
というわけで、インターネット通信における費用というものは多くのビジネスマンにとって
抑えたい費用の中でも上位を占めるものとなっております。
しかしながら、通信費の費用構成が複雑で分かりにくいものであることも事実としてあり、
だからこそ、深く追求せずに購入時の設定のままに放置状態である方も少なくありません。
そこで、通信費を抑えるためのポイントをご紹介します。
①モバイルルーターを携帯とは分けて持つ
モバイルルーターを携帯とを分けて持つ目的は携帯の通信に掛かる費用【プラン】を
安いものに設定することで携帯に付随する通信費用を抑えることにあります。
多くの方が“使い放題”系のプランを選択しておりますが、往々にしてそのプランの設定は
「制限が掛かったら困る」などの理由からご自身が通信に使う総量を上回る限度のものを
利用しております。
これが余分な通信費の元凶となっている場合もありますので、
この部分を改善していくというわけです。
そして、PCと携帯の通信費をまとめることで2つの料金体系をに対してお支払いしていた
ものを1つの支払いで済ませることが出来ます。当然のことながら、基本料金なるものも
1つになるので総通信費が安くなるということは想像に難くないでしょう。
②携帯のテザリング機能を利用する
携帯のテザリング機能を利用することで通信費を抑えることができる場合もあります。
私もこのタイプで年がら年中、外出先で通信しまくっているという方でない場合は、
こちらの方法も良いかもしれません。
但し、携帯の電池切れや利用過多による通信制限などのトラブルには充分注意が必要です。
また、そもそもとしてテザリング機能が搭載されている携帯端末でないと、
この方法を利用することが出来ませんので携帯端末の選択から
考える必要があることを付け加えておきます。
■ 手数料を節約しよう
給料や報酬を受け取る為にも銀行口座を開設している方がほとんどですし、
支払いにおいても銀行振り込みを活用されている方は多いでしょう。
また、カード社会になった昨今では銀行口座を持っていなければ住むづらい世の中に
なっているとも言えますので、このような側面からも銀行口座の1つや2つは
持ち合わせているはずです。
そして、現金を要する際には、一旦銀行口座に入ったお金を引き出すということを
しているのではないでしょうか。
そこで、気になるのが現金の引き出しや振込みに対する『手数料』です。
わずかな金額を動かすのに「こんなに手数料が掛かるの?」と思うこもとしばしば。
せっかく銀行にお金を預けても増えるどころか想定外の支出が多くなることも
少なくありません。
このようなできることなら支払いたくない、低く抑えたい
『手数料』に関する節約方法をご紹介します。
それは・・・
ずばり、インターネットバンキングを活用するということです。
各々ケースにより多少前後いたしますが、おおよその傾向として、
窓口での振り込みが一番高く、その次にキャッシュカードを利用してのATMでの
振り込みが来ます。また、現金でのATM振込みはこれよりも安くなる傾向にあり、
一番安くなるのはインターネットバンキングを利用しての振込みとなるわけです。
だからこそ、振込みに際してはインターネットバンキングを活用することこそが
手数料を抑える上での最大のポイントとなるのです。
どこの銀行を使うのか一番ベターかというのは、諸々も条件により異なるので、
ご自身の現在の利用状況を踏まえてどのインターネットバンキングが良いかを
照合してみてください。
代表的なインターネットバンキングは住信SBIネット銀行、楽天銀行などがあります。
■ 光熱費を抑えよう
電気料金は原発などの諸問題から今後上昇していく方向であると言われております。
反対にオール電化住宅や暖房の電気利用化、自動車の電気エネルギーの利用など
電気の利用頻度は増える一方で、電気料金の値上げはますます生活費を
圧迫する大きな要素であることは間違いありません。
だからこそ、電気料金の節約にも目を向けたいものです。
そこで、あまり知られていない「こんな節約方法があるの?」といった
電気料金の3つの節約方法をご紹介します。
① 契約アンペアを変更する
電気料金の基本料金は各ご家庭の『契約アンペア数』に応じて決められています。
つまり、契約アンペア数が多ければ基本料金も高くなり、
少なければ基本料金は低くなるのです。
契約アンペア数とは家庭でいっぺんに使える最大の電気使用量のことで、
この最大値を低く抑えることで契約アンペアを低くすることが出来、
結果、電気料金の基本料を安く抑えることができるというわけです。
なので、ご自身の生活を振り返り、電気の無駄な同時利用が無いかを
ピックアップしてみると良いでしょう。
例えば、電子レンジを回しながら、洗濯機を回し、且つ、ドライヤーをあて、
パソコンは付けっぱなし・・・など、この中で同時に使用する必要性の無いものは
電気の使用方法を見直すことでいっぺんに使用する電気の総量を抑えることができ、
結果、電気料金の基本料を低くすることが出来るというわけです。
ただし、ここで無理な切り詰め方をしてしまうと、不自由な生活を強いられることにも
なりかねませんので、まずはしっかりとご自身のライフスタイルを見つめなおし、
ストレスの無い生活が送れる範囲で効率の良い電気の使用の仕方を精査してみてください。
② 1ヶ月の電気の総使用量を抑える
電気料金は基本料金とは別に使用量に伴う電気料金が発生します。
実は、この使用量に伴う電気料金は1ヶ月の電気の総使用量に応じて
3段階に分かれているのをご存知でしょうか。
そして、この電気料金の単価は使用量が多くなるほど単価も高くなるような
設定になっており、電気の使用量が多くなれば多くなるほどより以上の
電気料金を支払わなければならに様な料金体系となっております。
逆に言えば、1ヶ月の電気の使用量を1ランク下げることで、
使用量を抑えた分以上の電気料金の抑制が出来るというわけです。
ここで申上げたいのは、電気料金を抑えるために使いたい電気を無理に我慢する
ことではなく、効率の良い電気の使い方をすることで1ヶ月の総電気使用量を
料金体系の中にあるランクを1つ下げることが出来れば、
より以上の電気料金の抑制に繋がりますよということです。
③ 自分に合った料金プランにする
電気料金は基本的に夜間の使用量の方が安く設定されております。
そして、この設定を前提とした使用体系による各種プランが電気会社から
出されているわけですが、ご自身の1日の電気の使い方の傾向を掴むことで
より自分にマッチした料金がプランがわかり、プランお変更をすることで
電気料金を抑えることができるというわけです。
但し、電気料金が安くなる時間帯が設定されているということは、
逆にその他の時間帯は電気代が高く設定されているということに繋がるわけで、
ここの部分をしっかりと押さえておかないと、
返って高い電気料金を支払うことにもなりかねませんのでご注意ください。
以上3つの節約方法をご紹介いたしました。
その他にも食費や衣服に掛ける費用、旅費、宿泊費など色々な節約方法があります。
但し、ご自身のライフスタイルを歪めてしまうような無茶な節約はおススメしません。
あくまでもご自身が楽しい生活があってこその人生ですから。
何のために節約するのかをよく考え、
節約することそのものが目的とならないようにご注意ください。