起業をするか転職するのかどちらがいいのかを
お悩みの人はいますか?
会社勤めが嫌になり、起業をするか転職をするほうが
いいのかを考えている人は年々増加傾向にあるようです。
起業を希望する人は、自分の時間を増やしたい、通勤が嫌だといった理由で
起業を志す人が多いようです。
反対に転職を考えている人は、給料が安い、上司が嫌だといった理由から
転職を考えている人が多いようです。
どちらを選ぶとしても今の会社や生活のスタイルを変える必要がありますので
それなりに苦労する事もでてきます。
人間はどちらかといえば今の生活やスタイルを変えることが
中々できないようになっています。
これを「コンフォートゾーン」と呼び、自分が快適で安心していられる場所と
言う意味になるのですが、この快適で安心していられる場所から抜け出さないと
何時までたっても自分の思い通りの生活を手に入れることができないと断言できます。
今回は、起業もしくは転職を考えている人に5つのご提案をさせていただこうと思います。
この記事の目次
1つめのご提案・起業若しくは転職を本気で考えているのか
先ず1つめのご提案として起業や転職を本気でお考えなのかという事です。
起業や転職活動をするのにも非常にエネルギーが必要です。
本気で考えていないのならば今現在の会社や仕事をこなしていったほうが
いいのは誰が考えても答えは明白です。
起業をするのにも何で起業をするのか、どんなジャンルで起業をするのかといった事を
しっかりと考えることは必要になってきます。
はたしてそのジャンルは自分にできるのか、そのジャンルで稼いでいけるのかを
シュミレーションしてから望みたいところです。
転職を考えている人も同様です。
本気で今現在の会社や仕事を変えたいのか、転職して今までと給料や条件面で
合致するのかをよく考えてからでも遅くはありません。
またサラリーマンの人は退職金のことも考える必要があります。
今まで積み上げてきた退職金はどの位貰えるのか、転職先でも退職金制度はあるのかを
調べないと結果的に損をするパターンも出てきます。
家族を路頭に迷わせることだけは避けなければいけませんので。
起業をするのも転職をするのにもよく考えてから行動に移していきましょう。
2つめのご提案・起業をする際の資本金や軍資金は用意できるのか
起業をする際はある程度の資金が必要になってきます。
資本金や軍資金等なのですが、資金の用意はできていますでしょうか?
よく退職金を資金にあてがう人が見受けられますができれば避けたほうが良いです。
起業をしても報酬が絶対に発生して食べていけるといった保障はどこにもありません。
退職金はもしも経営が傾いたり、上手くいかなかったときにとっておくのが一番です。
退職金とは別にある程度まとまったお金を用意して起業の資金にあてがいましょう。
転職を考えている人もある程度まとまったお金を用意しておきたいものです。
転職したら一般的にはキャリアはゼロからのスタートになります。
その際に給料を今と同額に貰えないケースも十分に考えられます。
もちろん転職の際の面接等で確認を必ずしないといけないのですが、
どうしても自分の都合通りにはいかない事も出てきます。
ある程度の蓄えがあればお金のことをあまり考えずに
新しい仕事に打ち込んでいけるので最初に考えておきましょう。
3つめのご提案・起業や転職のジャンルは自分に合っているのか
起業や転職を考える際に重要な要素としましてジャンルや職種があります。
起業をするのにも色々なジャンルがあります。
実店舗や事務所を借りて販売を行う、インターネットを使用して起業する方法もあります。
ご自身が考えられているジャンルは自分にもできるのか。
巷で稼げるよ、と言った情報を鵜呑みにして何の確証もなく始めようとはしていませんか。
インターネットビジネスに多いのですが、派手なキャッチコピーに踊らされて
始めたが全然稼げないといった人は多いです。
上記の画像は、インフォカートという情報商材を販売しているASPなのですが
刺激的なキャッチコピーの商材がいくつもあります。
これらの全ての教材やこのASPが悪いという事を言うつもりでは毛頭なく、
刺激的なキャッチコピーを目当てに購入するのだけは絶対に止めてください。
しっかりご自身が取り組んでいけそうなのかをよく考えることが大事です。
転職も同様で、高収入に惹かれて転職をしたが話と違ったり、
条件が面接のときの話と全く違ったりしたら悲惨な結果に終わってしまいます。
夢や希望をもっていざ転職したらブラック企業だった。
そんな転職はキャリアにも良くないですし、何の意味もない転職となってしまいます。
一番いいのが転職する前に職場体験や、一日体験制度があればその制度を活用する事です。
事前に職場や会社を体験する事で雰囲気が分かりますし、
先輩の社員の人に色々聞いたりできるからです。
このような制度がある会社であれば積極的に活用していきましょう。
4つめのご提案・起業や転職は家族の賛同を得られているのか
起業や転職はリスクもあります。
起業をしたら必ず儲かる保障はありませんし、転職をしても成功するとは限りません。
起業や転職をする際にどれだけ家族の賛同を得て行うかも非常に大事な要素です。
家族の同意が得られないまま起業や転職をしても余りいい結果になるとは言えません。
家族のサポートがあるから安心して仕事ができるのではないでしょうか。
もし、起業や転職が上手くいかず家族とも上手くいかなかったら
最悪な日々や生活しか待っていませんから。
今は共働きが増えていますので、ご自身が稼げなくなったときのリスクは凄いものがあります。
日々の生活や子どもの育成費が捻出できなくなるのは絶対に避けなければいけません。
起業や転職をする際はよく家族と相談してから決めましょう。
5つめのご提案・起業や転職をしたら幸せになれるのか
起業をすれば自分の時間が取れて好きなことができる、そんな幸せな生活を夢見て
起業したはいいが全く自分の時間が持てなくなったという話をよく聞きます。
会社勤めの時は決められた時間を会社で過ごせば
給料は発生して決められたお金は振り込まれます。
起業をするとそうはいかなくなります。
経費や税金といった今までは会社に任せていたことも
全てご自身で基本的には行う必要があります。
もちろん、自分が動かなければお金にならないので今まで以上に
時間を取られるケースも考えられます。
これがサラリーマンの時は可もなく不可もなく仕事をこなしていれば給料はもらえるし、
会社の休みもあるので自分の時間も取れます。
何のために起業や転職をするのかを今一度考えてみてください。
起業をすればお金持ちになれる、転職すれば嫌な上司とも付き合わなくて済む。
余りにも安易な気持ちで起業や転職を考えないほうがいいと思います。
起業をした全員がお金持ちになるとも限りませんし、
転職先にも嫌な上司がいるかもしれません。
焦って決めないことです。
自分で起業する理由と、転職したい理由をしっかりと考えてから
決めても決して遅くはありません。
まとめ
起業か転職か迷っている人向けに5つのご提案をさせていただきました。
起業や転職がご自身の幸せになりうるのかをしっかりと考えてください。
もしかすると現状のほうが幸せな生活をおくれているのかもしれません。
天秤に掛けるわけではありませんが、現状とを比べて起業や転職したほうが
明らかに幸せな生活を過ごせそうだと判断したならば突き進めばいいと思います。
余り変わらないと判断したならば現状の生活を送るのも決して間違いではないはずです。
一度きりの人生なのですから幸せな生活を送ろうではありませんか!