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起業家の多くが不健康
起業家のみなさん、健康管理大丈夫ですか?
私はこの時期になると風邪を引くことが多く、しかもその後に咳が続くことが多くなりました。
咳喘息というそうなのですが、風邪を引いてのどが過敏になってしまい、
ちょっとした刺激で咳が出てしまう症状なのだそうです。
いまは薬でコントロールできるようになりましたが、
セミナー講師をする際は咳を我慢するのに必死でした。
私も来年は40歳になるので、そろそろ自分の身体のことに対して
真剣に考える時期に来たと思っています。
ただ、起業家の多くが健康にはそれほど気を使わずに、
日々の仕事に忙殺されているのが実情だと思います。
起業家の一番のリスクは、自分の健康問題
私のような1人ビジネスで起業している人は、
経費もそれほどかからずに経営をすることができます。
固定費がそれほどかかりませんので、ある程度売上が安定していけば、
これほどいい商売はありません。
ただ、1人ビジネスというくらいですので、
起業家本人が体調不良で倒れてしまったら・・・。
その時点で会社は立ち行かなくなります。
経営悪化の要因は様々ありますが、もっとも危険なのは
起業家が健康問題によって働けなくなり、経営が立ち行かなくなることです。
起業家にとって健康問題によって動けなくなることは、
廃業を意味することにもなるのです。
起業家にもなると収入も増えて、アクティブに動いている方も多いと思います。
でも、自分の身体のことを考えずにアクセル全開で踏み続けても、
いずれどこかでガタがきます。
そうならないためにも、起業家は自分の健康には責任を持たないといけません。
仕事好きの起業家は要注意!
起業家の多くは仕事が大好きです。
仕事が趣味という人も多く、暇さえあればパソコンに向かって
仕事をしている人が多いです。
私も家族旅行の時もパソコンは持ち込んで、隙間時間にメールチェックをしたり、
指示を出したりすることは多いです。
でも、この仕事が趣味という状況は危険です。
オンとオフの区別をきちんとつけないと、知らず知らずにストレスをため込み、
健康を害してしまうこともあります。
仕事をしない日を必ず作り、旅行にもパソコンを持っていかないなど。
自ら積極的に仕事から離れる時間を作りましょう。
私も年末年始は仕事から完全に離れようと思って、
いまのうちに準備をしているところです。
起業家の健康を脅かす5つの習慣とは?
先ほどの仕事好きのように、起業家には健康リスクを伴う習慣が多いです。
知らず知らずのうちにおこなっている行動が、
起業家の健康リスクを増大させています。
自分が倒れたら、会社は終わり。
会社が倒れたら、家族も路頭に迷う。
そうなってしまったら悔やんでも悔やみきれません。
これから、起業家だからこそやりがちな健康リスクを伴う習慣を5つご紹介します。
起業家のみなさんは、ぜひ自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。
起業家の健康を脅かす習慣①:長時間の座り仕事
起業家の健康を脅かす習慣でもっとも危険なのが、長時間の座り仕事です。
実は長時間座っていると、肺がんや糖尿病、心臓病などのリスクが高まり、
早死にすると言われています。
最近の研究では座る時間が長い人は、そうでない人に比べて
40%も病気の確率が上がるとのこと。
しかも、世界で一番座っている時間が長いのは日本人なんだそうです。
これはゆゆしき問題だと思います。
私も気付けば一日中座って仕事をしていますし、
こんな生活を10年も続けています。
当たり前のようにやっている習慣だからこそ、健康リスクは相当高くなります。
長時間の座り仕事をしないためには、座って仕事をするのではなく、
敢えて立って仕事をすることをおすすめします。
いまは可動式の机も販売されているそうですが、
結構な値段がしますのですぐには買えません。
ですから、私の場合は、机の上に丈夫な台を置いて、そこにパソコンを乗せて、
立って仕事をするようにしています。
メールの返信や、打ち合わせの際は立って仕事をして、
考え事があるときは座ったり、歩き回ったり・・・。
とにかくなるべく座らないように注意して仕事をしています。
ぜひ、あなたも座らないで仕事が出来ないか?考えてみてください。
起業家の健康を脅かす習慣②:暴飲暴食
起業家ともなると、付き合いで夜な夜なおいしいものを
食べに出かける人も多いです。
高級レストランに行って、おいしい食事、おいしいお酒。
起業家の役得だとは思いますが、あまりやり過ぎると
健康リスクは上がってしまいます。
中性脂肪やコレステロール、高血圧など・・・。
暴飲暴食の影響で、様々な健康リスクに直面することになります。
どうしても外食ばかりになると、油っぽいものなどが多くなりがちです。
付き合いはほどほどにして、なるべくヘルシーな食事を取り入れ、
胃を休める期間を取りましょう。
起業家の健康を脅かす習慣③:寝不足
有名な起業家たちは必ずと言っていいほど、しっかりと睡眠時間を確保しています。
1日6時間から7時間は睡眠時間を取ると良いと言われていますが、
彼らもそのくらいは取っていることが分かっています。
起業家ともなると忙しいので、睡眠時間も惜しいという人もいらっしゃるでしょう。
でも、人間には休息が必要です。
きちんと睡眠を取らないと身体はもちろんのこと、頭も休まりませんので、
結果として仕事がはかどらなくなります。
若いころは多少寝なくても体力で何とでもカバーできましたが、
30歳を過ぎるとそれも難しくなります。
あなたも忙しいとは思いますが、睡眠時間を削らなくてはいけないほど
忙しいというのは、そもそも仕事を入れ過ぎな証拠。
起業家は健康管理も仕事のうちです。
睡眠も大切な仕事と捉えて、きちんと睡眠時間を確保するようにしましょう。
起業家の健康を脅かす習慣④:運動不足
起業家の健康が脅かされる原因の1つが、この運動不足です。
私も起業した当初は仕事をしていないと不安で、
運動は全くせずにずっとパソコンとにらめっこをしていました。
その結果、体重も増てしまい、昨年ダイエットをして
体重を落とした経験があります。
運動不足は良いことは1つもありません。
体重が増えてしまって肥満の原因になるのもそうですが、
代謝が落ちてしまって病気になりやすくなるのも問題です。
運動不足で代謝が落ちてしまったら、ぜひ筋トレに取り組んでください。
特に胸の筋肉や太もも、お尻の筋肉と言った、
大きい筋肉を鍛えるようにしてください。
そうすることで簡単に筋肉量が増え、その結果代謝がよくなります。
運動不足解消にもなりますので、短時間でもいいので
筋トレをすることをおすすめします。
あとは、ウォーキングや自転車などを1時間ほどおこなう時間を作る。
これだけでも健康リスクは大きく軽減することができます。
ストレスも解消できますので、一石二鳥です。
起業家の健康を脅かす習慣⑤:ストレスをため込む
起業家が健康を害する際に、間接的な原因として考えられるのがストレスです。
起業家ともなると、自分の会社の全責任を背負うことになりますので、
少なからずプレッシャーはあるものです。
売上が思うように上がらなくなったり、取引先とトラブルになってイライラしたりなど。
様々なストレス要因が存在します。
一番いけないのがストレスをため込むことです。
ストレスは溜め込まずに、必ず吐き出してしまうこと。
これはとても大切なことです。
起業家は基本的に孤独ですので、ストレスを吐き出す相手もいない人が多いです。
その場合は、運動をしたり、思い切って仕事を休んだりして、
リフレッシュするようにしましょう。
あなたの会社ですから、あなたが仕事を休んでも、誰も文句は言えません。
ストレスをため込んで、近い将来の健康リスクが上がるのであれば、
溜め込む前に休んでリフレッシュする。
これはとても大切なことだと思います。
休むことを悪いこととは捉えずに、これも仕事のうちだと捉えること。
そうすればストレスを必要以上に溜めることなく、頑張ることが出来るはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
起業家は、とにかく自分だけが頼りです。
自分が倒れたら、それをカバーできる人はいません。
これはワンマン社長の宿命でもあります。
あなたの代わりの社員など、育てようと思っても育てられるものではありません。
あなたに代わる人間はこの世にはいないのです。
なぜならば、あなたが作った会社だからです。
だからこそ、健康リスクを増大させるような習慣は改めるべき。
特に座る時間が長い人は、いまからでも遅くはありません。
立ち仕事が出来るように工夫してみてください。
そうしないと、重大な病気になるかもしれませんよ。
健康であれば何でもできます。
日々の健康に感謝して、今日もバリバリ頑張りましょう!