リスティング広告に始めて取り組む人は、
まずその特殊な専門用語に戸惑うと思います。
ただ、リスティング広告を運用するにあたって、これら
専門用語を覚えていないと成果も十分に出てきません。
そこで、最低限覚えておいてほしいリスティング広告の専門用語を、
特にアドワーズ広告を中心にまとめました。
ぜひ参考になさってください。
この記事の目次
- 1 リスティング広告専門用語1:アカウントとは
- 2 リスティング広告専門用語2:キャンペーンとは
- 3 リスティング広告専門用語3:広告グループとは
- 4 リスティング広告専門用語4:キーワードとは
- 5 リスティング広告専門用語5:広告とは
- 6 リスティング広告専門用語6:地域と言語によるターゲット設定とは
- 7 リスティング広告専門用語7:1日の予算とは
- 8 リスティング広告専門用語8:表示回数とは
- 9 リスティング広告専門用語9:検索数とは
- 10 リスティング広告専門用語10:完全一致とは
- 11 リスティング広告専門用語11:部分一致とは
- 12 リスティング広告専門用語12:除外キーワードとは
- 13 リスティング広告専門用語13:クリック数とは
- 14 リスティング広告専門用語14:クリック率とは
- 15 リスティング広告専門用語15:上限クリック単価とは
- 16 リスティング広告専門用語16:平均クリック単価とは
- 17 リスティング広告専門用語17:ユニークコンバージョンとは
- 18 リスティング広告専門用語18:CPAとは
- 19 リスティング広告専門用語19:コンバージョン率とは
リスティング広告専門用語1:アカウントとは
アカウントとは、簡単に説明すると「一番大きな入れ物」です。
アカウントという大きな入れ物の中に、キャンペーンや広告グループ、
キーワードが登録されます。
リスティング広告専門用語2:キャンペーンとは
キャンペーンとは、アカウントの中に入る2つ目の入れ物のことです。
キャンペーンの中に広告グループが入ることになります。
リスティング広告専門用語3:広告グループとは
広告グループとは、キャンペーンの中に入る3つめの入れ物のことです。
広告グループの中に広告文とキーワードを設定することが出来ます。
リスティング広告専門用語4:キーワードとは
キーワードとは、検索エンジン上でユーザーが検索する言葉のことを言います。
リスティング広告では、あらかじめ広告を表示させたいキーワードを決めておきます。
そしてそのキーワードと広告文をセットで広告グループの中に入れておくことで、
ユーザーが検索した際に広告文を表示させるこおtができます。
リスティング広告専門用語5:広告とは
広告とは、検索エンジン上に表示される広告文のことを言います。
検索結果の上と下、そして右側に表示されます。
広告がたくさん出るということは競合が多く、
逆に少ない場合は競合がいないということになります。
広告には、タイトルと説明文、ホームページアドレスなどが含まれています。
リスティング広告専門用語6:地域と言語によるターゲット設定とは
地域と言語によるターゲット設定とは、広告を表示する地域を限定したい場合に設定します。
地域単位、都道府県単位で設定が可能です。
例えば名古屋市限定でビジネスを展開している場合は、
この設定を使って無駄なくリスティング広告を出すことが可能です。
なお、エリア設定と呼んだりもします。
リスティング広告専門用語7:1日の予算とは
一日の予算とは、一日に投資することが出来る広告費の上限を設定することを言います。
アドワーズ広告はキャンペーン単位で設定することができます。
リスティング広告専門用語8:表示回数とは
表示回数とは、指定した期間に何回広告が表示されたのかを示す値のことを言います。
なお、アドワーズ広告では表示回数と言いますが、
ヤフープロモーション広告ではインプレッション数と言います。
リスティング広告専門用語9:検索数とは
検索数とは、あるキーワードで検索された回数のことを言います。
なお、表示回数とは同じ数字にならないことがあります。
その理由としては、キーワードを部分一致で登録している場合、
直接該当のキーワードで検索されなくても広告が表示されることがあるからです。
リスティング広告専門用語10:完全一致とは
完全一致とは、前後に他の語句が入っていない場合にのみ広告が表示されることを言います。
例えば、「ダイエット」というキーワードで完全一致で広告を出稿した場合、
「ダイエット」と検索した人だけに広告が表示されます。
逆に「ダイエット 方法」というキーワードで検索された場合は広告は表示されません。
リスティング広告専門用語11:部分一致とは
部分一致とは、そのキーワードが含まれる様々な検索に対して
広告が表示されることを言います。
語順が逆の場合や、他の語句が含まれている場合も表示されます。
類義語、関連語、表記のゆれに対しても広告が表示されることがあります。
表記のゆれとは、「買取」と「買い取り」のような違いのことを言います。
リスティング広告専門用語12:除外キーワードとは
除外キーワードとは、除外したキーワードが含まれる検索に対しては
広告が表示されなくなることを言います。
例えば「ダイエット」というキーワードを「部分一致」で「除外キーワード」設定した場合は、
「ダイエット」というキーワードを含む検索結果に対して広告は表示されなくなります。
逆に「ダイエット」というキーワードを「完全一致」で「除外キーワード」設定した場合は、
「ダイエット」という検索結果にのみ広告が表示されません。
リスティング広告専門用語13:クリック数とは
クリック数とは指定した期間に「何回広告がクリックされたのか?」を示す
値のことを言います。
クリック数が増えれば増えるほど広告費がかかっていきますので、
無駄なクリックを少なくして、いかに売上に結びつくクリックを増やしていくか?
ここがリスティング広告運用のキモとなります。
リスティング広告専門用語14:クリック率とは
クリック率とは、表示回数に対してのクリック数の比率のことを言います。
クリック数÷表示回数で計算すると、クリック率が分かります。
このクリック率が高ければ高いほど品質スコアもアップしていきますので、
きちんと把握しておくことが大切です。
リスティング広告専門用語15:上限クリック単価とは
上限クリック単価とは、あるキーワードに対して支払うことが可能な
上限の入札価格のことを言います。
上限クリック単価は上限CPCとも呼ばれ、キーワード単位、
広告グループ単位での設定が可能となります。
リスティング広告専門用語16:平均クリック単価とは
平均クリック単価とは、実際にかかった1クリック当たりの広告費の平均を言います。
クリックの総費用をクリック数で割った値が平均クリック単価になります。
なお平均クリック単価は実際のクリック単価に基づいた値ですので、
上限クリック単価とは異なります。
リスティング広告専門用語17:ユニークコンバージョンとは
ユニークコンバージョンとは、広告をクリックした先のページで、
ユーザーが購入や問い合わせ、資料請求などの行動を起こした際の数をいいます。
ユニークコンバージョン数は、リスティング広告内にある専用のタグを、
行動を起こした後に表示される、いわゆる「サンキューページ」に
貼り付けることで測定ができます。
リスティング広告経由でサンキューページが表示されれば、それがカウントされる仕組みです。
リスティング広告専門用語18:CPAとは
CPAとは、コンバージョンを1件獲得するためにかかった広告費のことを言います。
コストをコンバージョン数で割ることでCPAを出すことが出来ます。
例えば1日の実際にかかった広告費が1万円で、コンバージョン数が4件だったとします。
この広告のCPAは2500円となります。
CPA2500円よりも利益を取れるのであれば、
このリスティング運用は成功だと言えます。
リスティング広告専門用語19:コンバージョン率とは
コンバージョン率とは、広告をクリックした先のページで、
ユーザーが購入や問い合わせ、資料請求などの行動を起こした割合を言います。
コンバージョン率は、コンバージョン数÷クリック数で計算することができます。
1日のコンバージョン数が4で、クリック数が400であれば、
コンバージョン率は1%となります。
以上、リスティング広告の運用に欠かせない専門用語をご紹介しました。
リスティングの運用当初は、なかなか言葉に慣れずに、
いちいち調べるなんてこともあると思います。
でも、遅かれ早かれCPAという言葉を見た瞬間に、
どんな意味だったか無意識に頭に浮かんでくるようになります。
あまり難しく考えずに、まずは管理画面を触って見ること。
そこからスタートされることをおすすめします。
リスティング広告は素晴らしい集客媒体ですので、ぜひ思う存分使いこなしてください。